全国共済お役立ちコラム

がん保険を見直すことで将来に備えよう!

2021-8-7

日本人の2人に1人が罹患しているとも言われている「がん」に対する備えといえば、がん保険が真っ先に考えられますが、がん保険は、一度加入してしまえばそれでずっと安心というわけではありません。例えばずっと以前にあなたが加入したがん保険では現在の治療の状況に合わず、万が一の時に十分な保障を受けられない可能性があります。
そんな理由から保険の見直しが必要というような声を聞くこともありますが、がん保険の見直しは本当に必要なのでしょうか。
今回は見直しの必要性と注意すべき点について触れていきます。

がん保険は見直すべき?

結論から述べますが、契約しているがん保険の保障内容を定期的に確認することは必要です。また、保障内容が家庭や治療の実態に合っていなかったりする場合は保障内容や保険会社の変更なども検討しましょう。
例えば、近年では抗がん剤治療や放射線治療など、入院せずに通院で治療することが増えている為、保障内容が入院に対する保障中心になっているという場合は見直しが必要な可能性が高いです。

見直すときにはここに注意!

実際にがん保険を見直すという場合、いくつか注意をしておかなければならないことがあります。ここでは、見直しの際の注意点を見ていきます。

新しいがん保険に加入できない可能性も
がん保険は、健康状態などによって加入の可否があり、だれでも無条件に加入できるわけではありません。以前加入できたとしても、現在はがん保険に加入できなくなっている可能性もあります。この場合、先にがん保険を解約してしまうとがんに対する保障がない状態から回復するのが難しくなってしまいます。後述の免責期間の問題もあるので、がん保険の見直しのために1度解約する際には、先に新しいがん保険を契約して免責期間が過ぎるのを待ち、それから昔のがん保険を解約するのが望ましいです

免責期間を把握する
現在入っているがん保険を解約して別のがん保険に加入するという場合はがん保険の免責期間に注意しましょう。がん保険では90日間の免責期間が発生し、その翌日から保障が開始されますが、免責期間中にがんと診断確定した場合はがん保険の契約が無効となり、給付金を受け取ることができません。空白の90日間を防ぐためには、一時的に保険料が二重にかかってしまいますが、新たながん保険の保障が開始するまで、前のがん保険に加入しておく事が望ましいです。

「上皮内がん」に注意する
がんは一般的に「悪性新生物」と呼ばれていますが、同じがんでも「上皮内新生物」という種別があります。この「上皮内新生物」の場合、転移がほとんど考えられないなどの理由で、保険商品によっては保障の対象外となっているものがあります
つまり状況によっては「がんと診断されたのに保険金がおりない」という事態が起きてしまうのです。「上皮内新生物」を対象としたがん保険なのかどうか、事前に把握しておきましょう。

どのようなときに給付金を受け取れるか確認する
がん保険では、給付金を受け取れるタイミングはさまざまですが、タイミングを把握しておくことも大切です。

がん保険の保障内容としては主に以下のものがあります。

  • 診断給付金(診断一時金):がんと診断確定した場合にまとまった金額の一時金を受け取れます。
  • 入院給付金:がんの治療を目的として入院すると入院日数に応じた金額が受け取れます。
  • 手術給付金:がん治療を目的として所定の手術を受けた場合に給付金を受け取れます。
  • 放射線治療給付金:がんの治療を目的として所定の放射線治療を受けた場合に給付金を受け取れます。
  • 抗がん剤・ホルモン剤治療給付金:がんの治療を目的として所定の抗がん剤やホルモン剤による治療を受けた場合に給付金を受け取れます。
  • 通院給付金:がん治療のために通院したときに通院日数に応じた給付金を受け取れます。
  • 先進医療給付金:がん治療を目的として先進医療を受けた時に、その技術料と同額を受け取れます。

給付条件を確認する
給付条件を確認しておかないと受け取れると思っていた給付金を受け取れないという事態に繋がります。例えば、診断給付金では一度だけしか給付されないものであれば再発時には給付金を受け取れません。また、通院給付金は入院を条件としているものも多く、一度も入院せずに通院のみの治療であれば給付金を受け取れない場合もあります。

保障額を確認する
がん保険でどれだけの給付金を受け取れるのか、保障額の確認をしましょう。貯蓄が少ない場合には、診断給付金を手厚めにするなど家計の状況に合わせた保障になっているのがより良いです。しかし、保障額が大きくなるほど保険料も高くなりますので、いくらくらいの保障が必要なのかよく考えましょう。

まとめ

がん保険の最大の目的は、万が一がんになった際の経済的負担の緩和ですが、治療法が進化すれば、もちろん保障内容も変わっていきます。いざというときに必要な保障を受けられるように、加入しているがん保険の保障内容は必ず確認するようにしょう。