全国共済お役立ちコラム

子供がかかりやすい病気は?子供保険は必要?

2022-5-2

子供が突然病気になったときに、どう対処すればいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。実は、子供の年齢によって注意するべき病気の傾向は異なります。また、子供がかかりやすい病気とは何なのでしょうか?
「大人と同じ対処法でいいのかだろうか」「病気にかからないために気をつけることは?」「年齢の違いによってどんな病気にかかる可能性があるのだろうか」そんな心配を解消できるよう、子供の病気についてまとめました。
また、子供の病気やケガが「子供保険」で保障されるのかどうかについても解説していきたいと思います。

子供と大人の病気の特徴の違いは?

病気に関する、大人と子供の特徴の違いとは何でしょうか?
一番は、大人に比べて子どもの方が免疫力が弱いということです。
生まれたての子供はこの世界を初めて見て、初めて呼吸し、すべての体験が初めてです。バイ菌やウイルスも初めて出会うものばかりです。大人に成長するにつれて、いろいろな環境でバイ菌やウイルスに対処していくことで体の中に抗体がつくられ、それが免疫となって病気に強い体にします。
しかし、子供(なかでも乳幼児)は免疫力が弱く、大人と比べて、病気にかかりやすい傾向にあります。生まれてから3~5才くらいまでは、特に病気への意識は敏感でなければなりません
|子供がかかりやすい病気とは
では、子供はどのような病気にかかりやすいのか、年齢別・季節別で見ていきましょう。

【0-2歳における病気】
先ほど述べたとおり、生まれてすぐの子供は免疫力が低い傾向にあります。0才の子どもは特に免疫力が弱く、ちょっとしたバイ菌やはじめてのウイルス感染により病気にかかってしまいます。
また、保育園に通い出すと「集団生活」が始まり、関わる人(子供や先生など)も増えます。外出する機会も増えるでしょう。すると周囲からいろいろなウイルスや、バイ菌をもらいやすくなるのです。この年代は集団生活での感染リスクが高く、自宅や外出先での衛生面など、環境には常に配慮しましょう。
■ワクチンで予防できる病気の例
・麻疹(はしか)
・風疹(三日ばしか)
・水疱瘡(みずぼうそう)
・おたふくかぜ
・結核
・百日咳
・破傷風
・A型肝炎 . B型肝炎
・髄膜炎菌感染症(肺炎球菌.ヒブ菌.髄膜炎菌など)
・インフルエンザ
・日本脳炎 など

■ワクチンで予防できない病気の例
・手足口病
・りんご病
・かぜ症候群
・突発性発疹
・プール熱
・溶連菌感染症
・とびひ
・ヘルパンギーナ
・RSウイルス感染症 など
どの病気も重症化する可能性があり、入院が必要になる場合もあります。また、高熱でぐったりしてしまい水分も摂れなくなる程ですと、こちらも入院が必要になる可能性がありますので、注意して様子を見る必要があります。

【3-5歳における病気】
保育園や幼稚園で集団生活をすることは、ある側面から見れば「病気にかかりやすくなるので、気をつけなければならない」のですが、別の角度から見れば「周囲からウイルスや、バイ菌をもらいやすい分、免疫力が強化される」とも言えます。その結果、0~2才から集団生活をしてきた子供は3才頃から風邪を引きにくくなります。とはいえ、気をつけなければいけない病気は、下記の例のように多くあります。
■3才~5才でかかりやすい病気の例
・熱中症
・虫刺症
・汗も
・便秘症
・咽頭炎・気管支炎・胃腸炎
・熱性けいれん
・気管支喘息
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性鼻炎(花粉症)
・百日咳 など
便秘症は、意外にも注意が必要な病気です。この頃は知恵がつき、排便を自分の意思で我慢できるようになる為、一度排便の痛みを経験すると次回から我慢するようになり、そして再度排便時に痛みが出る…という悪循環に陥ってしまいます。ひどくなると、直腸に便塞栓という便の塊ができてしまい治療が必要になる場合もあるのです。熱中症や胃腸炎が重症化した場合も入院が必要になる可能性がある為、注意が必要です

【6-12歳における病気】
6才にもなると、保育所や幼稚園などの集団生活を経て、ウイルスや、バイ菌をもらったり、いくつかの病気にかかったりすることで免疫力が高まり、3〜5歳の時よりも風邪や病気にかかりにくい体になります。
しかし、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの慢性的な病気には注意する必要があります。
【春頃】
・溶連菌感染症
・花粉症、アレルギー性鼻炎など
※他には、おやふくかぜ・麻疹・風疹・水疱瘡などがあげられますが、これらはワクチンで予防する事ができます。

【夏頃】
・細菌性胃腸炎
・咽頭結膜熱
・ヘルパンギーナ、手足口病
・熱中症など

【冬頃】
・RSウイルス感染症
・ロタウイルス
・ウイルス性胃腸炎
・インフルエンザなど
※インフルエンザは、任意でワクチンを接種する事ができます。

季節ごとにかかりやすい病気を挙げていきましたが、これらはそれぞれ対象の季節にピークが来る傾向があるというだけで、実際は1年を通してかかる可能性がある病気もある為、注意が必要です。ワクチンで予防できる病気に対してはワクチン接種が大切になりますし、予防できない病気に対しては、手洗い・うがい、またしっかりと睡眠をとるなどの、徹底した予防対策が必要です

子供保険は必要か?

何かと病気にかかりがちな子供の事を考えると、病気やケガなどへの備えが気になるところですよね。では、子供のケガや病気に備えられる子供保険について見ていきましょう。
子供保険には、大きく分けて保障重視型と貯蓄重視型の2種類あります。

◎保障重視型
保障重視型は、子供のケガや病気、死亡の時の為に備えられる「医療特約」が充実しているのが特徴です。
医療特約には、子供がケガや病気をした際に、治療費や入院費が保障される医療保障特約、子供が死亡した場合などに保障される死亡保障特約、また子供が他の人にケガをさせてしまった時などに保障される個人賠償責任保険特約や、その他保険料払込免除特約や育英年金があります。

【メリット】
・様々な特約を付け、ケガや病気に対する保障を手厚くする事ができる。

【デメリット】
・教育資金にも備えられるが、返戻率は100%を下回る事も多い為、貯蓄性という観点で言えば損になる場合がある。
・医療特約をつけた分だけ保険料が高くなり、返戻率が下がる。

◎貯蓄重視型
貯蓄重視型は、教育資金として保険料を支払い、積み立てていく事が本来の目的のタイプになりますが、中には医療特約をつけられ、貯蓄重視型と保障重視型両方を補えるバランスのよい商品があります。そのバランス型のメリット・デメリットを見ていきましょう。

【メリット】
・ケガや病気に対する備えと、教育資金の積み立てが1つの保険でできる為、家計管理がシンプルになる。

【デメリット】
・特約を付けると返戻率が低くなる。貯蓄性に重点を置いている人は特約など付けずにシンプルな契約内容にした方が良い。

まとめ

一言で“子供の保険”といっても、その種類はさまざまです。
子供のケガや病気などに備える為に、子供保険を検討される方も多いかと思います。
まずはご家庭で話し合い、目的を明確にしたうえで必要な保険を選びましょう。
また、子供の年齢・年代を目安に、今必要な保険(加入の優先度が高い保険)は何かを考えるとわかりやすいですね。
今はまだ必要ない保険も、子供の成長とともに加入を検討する時期がきっとくるはずです。