全国共済お役立ちコラム

子供の保険・怪我をする子供にオススメなのは?

2019-7-3

子供はよく怪我をしますよね。
少し転んだ程度の軽い怪我ならそこまで心配ないですが、大きな怪我をした時に保険などで備えたいという親御さんも多いですよね。
備えておけば治療にも安心ですからね。
今回は、子供の保険の中でも、怪我の際に保障してくれる保険について考察していきたいと思います。

子供の保険の必要性

こちらは前回の記事でも触れましたが、子供の行動範囲が広がるにつれ、心配になるのが子供のケガです。子供自身がケガをした場合の補償はもちろん、他人にケガをさせてしまった場合の賠償責任補償などもトータルに考えていく必要があります。子供の年齢によっては、傷害保険や個人賠償責任保険など加入することを検討する人も出てきますし、検討する必要のある保険は様々にあります。小学校に入ると医療費助成制度が変わり、自己負担分が若干増えます。自治体によって助成の範囲は異なりますが、状況に応じて必要な保障を加えていく必要性を見るというのは大切なことだとわかります。

傷害保険とは

傷害保険では、ケガによる入院や通院に備えられますが、病気による入院や通院には備えられません。ぶつかった、ものが落ちてきたなど、突発的で、偶発的な出来事による外部からのケガや損傷が対象になります。そして、自分のケガの補償だけでなく、相手にケガを負わせたり、相手の物を壊したりしたときに補償される個人賠償責任保険をセットしているタイプが多くあります

傷害保険の選び方

傷害保険の選び方はどうするのがベストなのでしょうか。

子供の傷害保険への加入を考えるときには、子供を契約者として加入する方法と、親を契約者にして家族型に加入する方法があります。 選び方のポイントは

(1)本人の治療費用について、どこまで保障があるか(死亡、入院、通院など、それぞれの補償の有無と、保障額)

(2)相手への補償内容がついているか、その金額と保障の範囲

(3)補償の対象は本人だけか、家族が含まれるか否か

(4)食中毒や熱中症などまでカバーされているか否か

(5)その他独自の特約やサービスなどがあるか、加入しやすいか

など。選ぶポイントを詳しく見ていくと、保険の選び方の軸がしっかりしてくるのではないでしょうか。総合的にポイントを見て、選んでいく必要があります。

民間の傷害保険の比較

民間の傷害保険にはどういうものがあるのでしょうか。比較検討するためにいくつかみていきましょう。

  • au損害保険 日常生活やスポーツ・レジャー中のケガの補償は、入院1日あたり4000円、通院1日あたり500円、手術で2万円または4万円が支払われます。死亡や高度障害の場合には200万円の補償があります。また、熱中症も保証され、救援者費用が100万円まで補償されます。
  • chubb損害保険「こどもプロテクト」 ケガや事故の補償としては、入院1日あたり3000円、通院1日あたり1400円、手術をしたら1.5万円または3万円が支払われます。死亡時には21.9万円、高度障害時には最高197.1万円が支払われます。23歳未満が対象で、熱中症、o-157などの特定感染症、細菌性食中毒にも対応しています。
  • チューリッヒ保険「スーパー傷害保険」 ケガや事故への備えは、パパ・ママが入院したら1日あたり5000円、子供が入院したら1500円、パパ・ママが手術を受けたら2.5万円か5万円、子供が手術を受けたら7500円か1.5万円が支払われます。相手への補償は、最大5000万円で、熱中症や食中毒等は特に入っていません。

民間の傷害保険について、一つ一つ特徴があり、違いがあることがわかりますね。傷害保険を選ぶ際は、ぜひそれぞれの特徴をよく理解した上で検討してみましょう。

民間の保険だけではなく、共済保険についても把握しておこう。

民間保険と異なり、共済保険の最大の特徴は「営利を目的としていない」ということです。そのため比較的掛け金が安かったり、余剰に積み立てられた保険料の割戻金があったりもします。「医療保険」「傷害保険」「個人賠償責任保険」など幅広い保障内容があるものもあります。今回は簡潔な説明にとどめますが、民間の保険だけではなく、共済というのも選択肢にあることを認識しておきましょう。

子供の傷害保険について正しい理解をして、保険選びをしましょう

子供の傷害保険の知識は深まったでしょうか。子供の年齢に応じた保があり、保障を考えるべきものがあります。 民間の保険を選ぶもよし、他から選ぶもよし。選択の幅を広く持つことは、保険選びにおいてとても大事になります

検討段階で迷った時は、今回の記事ならびに続く記事を読み返して、そもそもの保険の意義から振り返ってみるのも良いですね。