全国共済お役立ちコラム

こどもの保険について種類別に徹底解説!保険選びもタイミングもこれで解決!

2023-4-1

こどもが産まれると親として保険加入の検討を考えるものでしょう。
ただ、今の保険は種類が豊富で正直どの保険がよいのかわからなくなってしまいますよね。加入する年齢も産まれてすぐなのか、就学してからで良いのかなども迷う人も多いかと思います。
今回は、こども向けの保険についての目的や種類ごとの特徴をくわしく解説していきます!

こどもの保険でまず決めるのはここ!加入目的を明確にしよう

こどもの保険は子ども自身が被保険者となる保険です。つまり契約者は親ですが、名義はこどもとなります。
まず保険には大きくわけて2種類にわけることができます。どのような目的で加入するのかを明確にしておく必要があります。

貯蓄型
こどもの教育資金を準備するための保険。将来を見据えた貯蓄型保険

保障型
こどもの病気やけが、そのほかのリスクに備える保障型保険

どの部分を重点的に手厚いサポートをしていきたいのかという目的をしっかりと決めておくことで、どのこども保険に加入すればよいのかが決めやすくなります

こどもの貯蓄型保険と保障型保険とは?各保険の種類はどのようにわけることができる?

こどもの貯蓄型保険と保障型保険にはどのような保険があるのでしょうか。それぞれ種類ごとに主なものをまとめてみました。

貯蓄型保険
・学資保険……教育資金準備のために加入する。教育資金や結婚費用などに充てられる。

保障型保険
・生命保険……死亡や高度障害に備えるために加入する。葬儀費用などに充てられる。
・医療保険……病気やけがの入院に備えるために加入する。入院や手術費用に充てられる。
・傷害保険……事故やけがに備えるために加入する。通院や入院費用、損害賠償費用に充てられる。
・個人賠償責任保険……人、物の損害賠償責任に備えるために加入する。損害賠償費用に充てられる。

こどもの保険はこの5種類!こどもに合った保障内容で無駄のない保険選びを

それぞれ具体的にはどのような保険、保障内容となっているのでしょう。以下に種類ごとにくわしくまとめてみました。
学資保険
こどもの学資保険は貯蓄型保険の代表です。保険料として積み立てることで契約時に決めた時期にお祝い金や保険金を受け取ることができます。
親に万が一のことが起こって保険料の支払いができなくなった場合を心配する人もいるかもしれません。しかし、学資保険の良いところは親に万が一のことが起こった場合には保険料の支払い免除でお祝い金や満期保険料の受け取りができるところが多いということです。

医療保険
こどもの医療保険は病気やけがでの入院・手術をすることになった場合に備える保険です。
こどもは公的な医療保険として「こども医療費助成制度」が適用されます。高額な医療費を請求されることはほとんどありません。
しかし、入院時の差額ベッド代や食事代は公的な医療保険では適用外です。民間のこども医療保険に加入していれば給付金である程度賄うことが可能になるのです。

生命保険
こどもの生命保険は死亡保障が目的となります。生命保険といえば、遺された家族の生活費や葬儀費用などに充てられることが多いでしょう。被保険者がこどもの場合、生命保険の加入は本当に必要なのかというところが論点となるでしょう。
多くの場合、生命保険に加入しておいてこどもが成長したときに契約者を変更しています。

傷害保険
こどもの傷害保険はけがによる通院や入院を保障する保険です。偶然の事故によるけがはこどもの成長と共に活発に動きまわるようになってくると可能性が高まってきます。この時期を機に傷害保険に加入を検討している人も多くいます。

個人賠償責任保険
こどもの個人賠償責任保険とは、相手の人や物に対して損害を与えたときに賠償責任を負う場合、費用をカバーする保険です。
友だちと遊んでいるときに誤ってけがをさせてしまったり、ボールを自転車や車にぶつけてしまったりなどというときに賠償を求められる可能性もあります。ちょうど大人の目が離れる時期になってくるとこのような事故が起きる場合があります。
個人賠償責任保険は特約としてつける場合が多くなっています。こどもを被保険者として保険に加入する前に親が加入している保険での加入ができる可能性もあります。まずは自身の保険を確認してみましょう。

こどもの保険にはいつ加入するのがベスト?保険の種類ごとのタイミングを見極めるコツ

さまざまな保険の加入があることはわかりましたね。では、いつのタイミングにどの保険に加入すればよいのかを考えてみましょう。
タイミングによっては保険料がもったいなくなってしまう可能性も考えられます。見極めが大切になってきますね!

・学資保険……こどもが誕生してすぐ
・生命保険……加入するべきかどうかから検討
・医療保険……公的な保険「子ども医療費助成制度」の時期が終了するとき
・傷害保険……こどもが3歳ころ
・個人賠償責任保険……こどもが小学校入学するころ

必ずしも保険に加入しなければならないというわけではありませんし、加入のタイミングは目安です。
保険に加入していれば安心なのは事実ですが、家計とのバランスをしっかりと考慮した上で決められると良いですね

まとめ:こどもの保険加入は目的を明確にしてタイミングを見極めることこそ成功のカギ

こどもの保険となると慎重になるのが親心です。後悔はしたくないですよね。
まずはこどもの将来を見据えた貯蓄型にするのか、いざというときの保障型にするのか目的を決めてから必要な保険の検討に入るとスムーズです。
優先順位を決めて適切な時期に加入することでこどもにとって安心の保障ができるということになりますね。
ぜひ今回の記事を参考にこどもの保険加入の必要性についていま一度検討してみてくださいね。