全国共済お役立ちコラム

こどもの様々な病気のリスクに対応するには?知っておきたいこどもの病気の種類

2023-4-2

こどもは大人に比べると免疫力が低く、少しのことで体調を崩しがちです。それを引き金に病気で入院するというケースも少なくありません。実際には入院のリスクが伴う病気にはどのような種類があるのでしょうか。
今回は、こどもの病気の種類と入院がもっとも多くなる年齢などについて解説していきます。知っておくことで今後どのように備えていくべきか一緒に考えていきましょう!

こどもは入院することは本当に少ない?こどものかかりやすい病気の種類はこれ!

乳幼児のこどもが入院するほどの病気は少ないと思われがちですが、本当にそうでしょうか?
実際に高齢者に比べれば少ないのは事実でしょう。しかしながら、0歳児は60代と同じくらいの割合でこどもが入院を経験しているのです
こどもが病気で入院する病気にはどのようなものがあるのでしょうか。一例を見てみましょう。

肺炎
肺に細菌やウィルスが感染する病気の種類です。
発熱や鼻水などといった一般的な風邪症状から始まり、その後咳が続きます。咳がどんどんひどくなり、息苦しさを感じる症状です。呼吸困難を起こします。こどもはRSウィルスやマイコプラズマによる肺炎が多く見られます。

先天性疾患
産まれたときの身体の形や臓器の機能に異常が見られるときの病気です。
脳や心臓などを含めあらゆる臓器で起こる可能性があります。主に染色体や遺伝子の異常、産まれた後の環境要因、催奇形性因子などによるものです。
特に多いのが「多因子遺伝」によるもので、先天性心疾患や糖尿病などが代表的な病気の種類です。

気管支炎
ウィルスや細菌が気管支に入り感染することで起こる病気の種類です。
風邪症状のほか、発熱や痰のからむ咳が出ます。悪化すると喘息のような呼吸が見られることもあります。インフルエンザやRSウィルスによって引き起こされる場合もあります。

喘息
呼吸をするときに喘鳴(ヒューヒュー・ゼーゼーなど)の呼吸困難を繰り返す病気の種類です。方で呼吸をしたり息を吸うと胸がペコペコへこんだりなどの症状があらわれます。
発作が見られないときにも慢性的に気道炎症を起こしていて痰がたまりやすい状況になります。

胃腸炎
胃や腸に炎症が生じる病気です。ノロウィルスやロタウィルス、アデノウィルスから引き起こされるウィルス性とサルモネラ菌やカンピロバクターから引き起こされる細菌性にわけられる病気の種類です。嘔吐下痢、発熱や腹痛などが主な症状。

鼠径ヘルニア
左右の太ももの付け根に発生するヘルニア(脱腸)のこと。腹部に発生するヘルニアはほとんど鼠径ヘルニアという病衣の種類となります。
先天性と後天性があり、鼠径部にふくらみが生じ、不快感や違和感、痛みを感じます。横になるとふくらみや違和感が消えるのが特徴です。

扁桃炎
喉の痛みから出始め、食事ができない、唾液が飲み込めないなどの症状が出る病気の種類です。高い熱、関節痛、頭痛、首のリンパ腺の腫れなどがあらわれます。
先天性疾患
産まれた時に体の形や臓器の機能異常がある病衣の種類です。脳や心臓、消化管などあらゆる臓器で起こります。染色体、遺伝子の異常、薬や感染症など原因はさまざまです。

インフルエンザ
インフルエンザウィルスに感染した人の咳やくしゃみの飛沫感染による病気の種類です。発熱や頭痛、咽頭痛のほかに、筋肉痛や倦怠感などが挙げられる。肺炎やインフルエンザ脳症を引き起こす可能性がある。急性心膜炎や心筋症なども含め、」重症化しやすい病気である。

川崎病
体中や全身の血管に炎症が起きる病気の種類です。発熱が5日以上続き、解熱すると手足の指先の皮がむけるといった症状が見られる。初期には手足のむくみや首の腫れ、手足裏の赤みや全身の発疹などがあらわれる。両目の充血や舌の赤みや発疹、唇の乾燥なども挙げられる。

身近な病気の種類もあって驚きますよね。胃腸炎やインフルエンザは季節性の感染症であるためとても他人事とは思えません。ほかにも肺炎など一見するとあまりかからなそうな病気に感じますが、毎年耳にするRSウィルス感染症などが悪化して引き起こされることもあるのです。

こどもの病気に備えるには?入院のリスクには保険加入の検討もおすすめ

こどもの病気に備えるために保険に加入するという方法もあります。
日本では公的な医療保険として「子ども医療費助成制度」というものがあります。つまり無償で医療を受けることができます。
民間の医療保険は不要と考える人も多いのではないでしょうか。しかし、入院となれば話は別です。公的な医療保険制度は大人も子どもも同じです。医療にかかる費用は適用されますが、差額ベッド代や食事費用は適応外です
また、上記のようにこどもの病気には「先天性疾患」があり、上位に挙げられます。疾患がわかってから保険に加入するのは難しいのです。このようなリスクを考慮して、民間保険に加入するかどうか検討してみるといいですね。

まとめ:こどもの病気の種類は数多くある!保険加入も視野にいれた対策を

こどもの病気で入院する機会は少ないように思われるかもしれません。しかし、少しの疾患でも思わぬところで重症化するのもこどもです。そして入院に至るような病気の種類も数多くあります。
こどもの病気の種類とその症状を知っているだけでも違います。また、リスクに備えてこどもの保険加入を検討してみても良いかもしれませんね。
今回の記事を参考に、こどもの病気のリスクに対応できるようにしておきましょう。