全国共済お役立ちコラム

こどもの医療保険加入のポイントを徹底解説!加入のタイミングと負担を減らすコツとは?

2022-4-3

こどもが誕生し、成長と共に医療保険の必要性を考える機会が増えてくるのではないでしょうか。こどもの医療保険を検討する際に迷うのは、「どの保険に加入しておくと良いのか」「いつから加入すればいいのか」ということ。考えれば考えるほどわからなくなりますよね。
今回は、こどもの医療保険はどのようなタイミングで加入するのがベストなのか、必要性はあるのかなどについて解説していきます。

医療保険に加入するメリット

公的な医療保険制度で保障されるのはあくまで医療費のみです。入院した際の差額ベッド代金や食事費用、先進医療技術料などは保障適用外となります。
また、「子ども医療費助成制度」は自治体によってさまざまですが、就学前で終了する場合もあります。医療費の負担が変わるときに不安を感じ、民間の医療保険に加入検討するタイミングとなっているようですね
そのほかのメリットとしては、大人になってから医療保険の加入をしようと考えている人も、もしそれまでに病気に罹ってしまったら保険加入に制限がかかってしまう可能性が高いのです。中には加入自体が難しくなる保険もあります。こどものときから医療保険に加入しておけばそのような心配はいりません。
また、こどものうちに医療保険に加入しておけばこどもが大きくなった時には保険料の払い込みを終了させる方法もあります。こどもが大人になったときの保険料の負担はなくなるわけです。

こどもの医療保険の選び方4つのポイントをおさえて保険加入を検討する

こどもが医療保険に加入するときの選び方のポイントがいくつかあります。ぜひチェックしていきましょう!

医療保障期間
保障を受けられる期間についてチェックします。
こどもが自立するまでの保障できればよいという場合には親の保険の特約や傷害保険などでOK。新たに保険契約をするよりも保険料が安くなる場合もあります。こどもが一生涯保障されるようにしたいという場合には終身の医療保険に加入することを検討してみましょう。

医療保障金額
こどもが受け取れる保証額の設定を考えます。高額であれば安心ですが、そのぶん保険料の支払いも高額になります。現在の家計とのバランスを考えながら、必要なぶんの保証金額を検討しましょう。

医療保険料
こどもの保険に加入するということは、毎月の保険料支払いがあるということを忘れてはいけません。こどものためを思うと高額の保障を付けたくなりますが、その分保険料の払い込みも高額になります。
現在の家計を圧迫してしまっては本末転倒です。月々の保険料の支払額も負担にならないように気を付けましょう。
また、将来もしこどもが加入した保険を引き継ぐことになった際に保険料の支払いが残った場合にこどもに負担にならないよう気を付けることも大事です

医療保険加入のタイミング
医療保険に加入するならば、早ければ早い方がよいとされています。
医療保険は0歳からの加入が可能です。そこまで早く保険に加入しなくても良いという人もいるでしょう。もちろん時期は各家庭で検討していくものですが、年齢が若いほど月々の保険料は安く済むということを頭に入れておきましょう

一生涯保障できる医療保険に加入しても将来こどもが負担しなくても良い方法はどんなものがある?

こどもの医療保険に加入するときに考えるのはこどもが将来保険料の払い込みに苦労しないかどうかです。
一生涯の保障でこどもの将来を安心させるものにしたいと考えるのは親としては当然。しかしこどもが保険料の支払いに苦労したのでは意味がありません。実はこどもが将来負担にならないような方法もあるのです。
それは医療保険料の支払いを10年や20年といった短期で支払う方法です。こどもが大人になるまでに親が払い込みを済ませてしまえばこどもは保険料の負担がない保険で一生涯保障を受けることができます

まとめ:こどもの医療保険はポイントをおさえて負担なく一生涯の保障を受けられる

こどもの医療保険は親になれば誰しも一度は検討するものです。小さいうちには必要ないと考える人もいるでしょうし、反対にこどものうちに加入しておいて月々の保険料をおさえながら保障できるようにするという人もいます。公的な子ども医療費助成制度がいつまで使用できるかなども考慮しながら今回紹介したポイントをおさえて検討してみましょう。
将来こどもが少ない負担で保障されることや現在の家計とのバランスを考慮しながらご家庭に合ったこどもの医療保険を見つけられるといいですね。