全国共済お役立ちコラム

こどもの怪我に備える保険には傷害保険がおすすめ!保障内容やメリットは?

2023-4-5

こどもの成長に伴い、不安が多くなってくるのは日常生活のなかで起こり得る怪我。軽い怪我ならまだしも、一人で行動するようになれば特に、思わぬ怪我や事故に遭うということも考えられます。
こどもの怪我に対する保険というものがあります。どのような保険なのか、保障内容はどんなものなのかなどについて加入するタイミングなども踏まえながら解説していきます。

こどもの怪我に特化した「傷害保険」とは?

こどもの怪我に対応する保険の代表として、「傷害保険」があります。傷害保険とは、偶然起こった怪我や事故に備えた保険です。
怪我はもちろん、保護者に万が一のことが場合にも保障されます。
こどもの傷害保険には学生もしくは一定の年齢以下といった加入条件があります。つまり被保険者はこどもということになりますね。
こどもの傷害保険にはどのようなどのような保障があるのでしょうか。
傷害保険の保障は一般的に「傷害保障」と呼ばれます。
こどもが日常生活や学校生活の中で起こった偶然の怪我に対し、一定の入院日数や通院、手術が伴う場合に保険金が支払われるという仕組みです
考えたくはありませんが、怪我が原因で重度障害を負った場合やこどもが死亡した時にも保険金が支払われます。しかし、こどもの傷害保険となると重度障害と死亡の保障はやや少額になってしまうので注意が必要です。

こどもの傷害保険の保障内容にはどんなものがある?怪我したときだけではない安心の保障

傷害保険は自身のこどもが怪我をしたときの保険保障と思われがちですが、実は違うのです。どんな種類の保障があるのかをチェックしてみましょう!

個人賠償責任保障
自身のこどもが他のこどもを怪我させてしまった場合にも適用されます。これを「個人賠償責任保障」と言います。「自分のこどもは大丈夫!」と思っていても、まだまだ力加減や危険を察知できないこどもには誤って怪我させてしまうということは珍しくありません。怪我の状況によっては高額な賠償金を請求される場合もあります

熱中症保障
熱中症が傷害保険の保障内容に組み込まれるのは、こどもの傷害保険ならではです。通常の傷害保険だと熱中症は病気として取り扱われますが、こどもの場合には体育の授業や行事、部活動などで熱中症になるリスクは大きいでしょう。熱中症保障はこどもの傷害保険に特約として付けることができる保険会社が多くあります

扶養者死亡保障
こどもを扶養している人が重度障害となったり、死亡したりした場合の傷害保険の保障です。つまり傷害保険の多くは、親もしくはそれに代わる人が万が一重度障害になったり死亡してしまったりした場合にはこどもの経済的な負担にも備えることができるのです

こどもが怪我をしたときのための保険加入は必要?メリットとは

こどもの怪我のための保険はそもそも加入する必要があるのか、加入する場合にはどのタイミングがよいのか疑問に思う人も少なくないでしょう。
こどもの怪我に対応する保険に加入するメリットはあるのでしょうか?以下にまとめてみました。
こどもの保険に加入するメリット
日本では公的な医療保険が充実していますし、こどもは「公的医療費助成制度」があります。しかし、意外にも怪我のすべてが保障適用というわけではないのです。こどもが傷害保険に加入していれば公的な医療保険で賄えない部分も補ってくれます。
また、こども自身の怪我の保障だけでなく、相手に怪我をさせてしまった場合にも保障できるというところも安心です

こどもの怪我に備える保険に加入するタイミングはいつ?

こどもの怪我に対応できる保険に加入するタイミングとしては、子ども自身が自分で行動できることが増える時期が適切でしょう。
具体的にどの時期かと言うと、小学校入学のタイミングで加入を検討する人が多いでしょう。就学すると登下校時は基本的には大人は付き添いません。また、幼稚園や保育園のように先生の目が常にあるわけではありません。まだまだ危険を察知するのが難しい年ごろには怪我のリスクが高まるのが現状です
そのほかにも、部活の始まる中学校入学のタイミングや自転車を利用し始めるタイミングなども多く見られます。
保険会社によって保障期間はさまざまです。自身のこどもの成長や環境に合わせた保険を選ぶのがおすすめです。
また、公的な「子ども医療費助成制度」がいつまで適用されるのかというところも併せてチェックしてみましょう

子どもの怪我の保険料はいくら?傷害保険のコスパがよい!

こどもの怪我の保険にお金をかけるべきか、そのほかの部分にお金をかけるか正直迷うところもあるでしょう。実際にこどもの怪我に対する保険の支払いはいくらくらいなのでしょうか。
こどもが怪我をした場合に保障される保険には生命保険や医療保険、傷害保険があります。傷害保険は生命保険や医療保険とは異なり病気のときには適応されません。しかしそのぶん怪我に重点を置いた保障がほかの保険に比べると低額で受けることができるのです。
傷害保険の場合、月数百円の支払い保険料でこどもの怪我の保障だけでなく相手に怪我をさせた時の賠償責任保障、扶養者の重度障害および死亡の保障などがつきます
月数百円でいろいろなリスクに備えられるのは嬉しいですね!

まとめ:こどもの活動範囲が広がったら怪我のリスクも増える!保険加入を検討しよう

こどもの怪我はないに越したことはないですが、成長と共に大なり小なりリスクとして避けては通れないものです。
不安に駆られているよりもこどもが怪我をした時に即座に対応できるよう保険に加入して備えておくのもひとつです。
生命保険や医療保険でも怪我の入院や手術に対応することができます。病気のリスクは公的な医療保険に任せて月額保険料を抑えて怪我の保障を手厚くしたいという場合には傷害保険がおすすめです。
こども自身の姿や環境、そして家計とのバランスを考えながら、こどもの怪我のリスクに備えていきましょう!