全国共済お役立ちコラム

こどもの共済保険にはさまざまな保障がついている!特徴と選び方のコツ

2023-4-8

こどもの保険といえば、共済保険というものもよく耳にすることと思います。
共済保険といえば掛け金がリーズナブルというイメージがあるでしょう。そのぶん保障額も少ないのが特徴ですが、本当に保障は不安なものなのでしょうか?
実は民間の保険との違いがいまひとつわからず苦手意識が先立ち、検討に迷う人も多いのではないでしょうか。
今回は、共済保険の特徴やどんな人におすすめなのかについてなどくわしく解説していきます!

知らないと損!こどもの共済保険にはさまざまな保障内容が準備されている

共済保険を取り扱っているところは複数あります。同じ共済と言っても保障内容がまるでちがうところも選ぶのが難しいという印象となっているでしょう。
特徴を紹介していきましょう。
こどもの共済保険も大人と同様で「貯蓄型」と「保障型」にわけることができます
貯蓄型と保障型の違いを解説していきます。

共済保険の貯蓄型
こどもの学資費用を準備するための貯蓄ができる共済保険。
多くの共済では学資費用だけでなくお祝い金も受け取ることができます。扶養者が亡くなった場合に共済掛金が免除になる保障もついている場合が多くなっています
貯蓄型に特化した共済保険会社もあります。

共済保険の保障型
こどもの医療保障や死亡保障のための共済保険。
この保障型の保障内容が各共済で保障内容が大きく異なる場合があるので要注意です。
たとえばこどもの通院、入院や手術、がん診断や先進医療、損害賠償、死亡保障などといった医療保障と死亡保障に特化した共済保険があります。
医療保障だけでなく第三者への損害賠償の保障もついている共済もあります。

しかし、なかには医療保障や死亡保障に特化した商品ではなく、貯蓄型共済保険の保障内容として死亡保険金が受け取れるという共済保険もあります。
死亡保険金がこどもの年齢が高くなるにつれて増額するプランもあるので、保障型の共済保険を検討している人も貯蓄型の保障内容も確認してみましょう。

共済の貯蓄型と保障型ではまったく保障が異なります。
貯蓄型は学資費用を積み立てるということが主軸の目的となります。契約者である扶養者にもしものことがあってもこどもの保障を継続できるところが安心です。
保障型は例外があるものの、こどもの病気や怪我で通院や入院、手術といった際に共済金を受け取ることができる保険です

こどもの共済保険の保障は何歳まで?申込期間・保障期間・受け取り期間

こどもの共済保険はこどもの年齢が上がったら保障も終了になるのではと不安になりますよね。実際にはどのような仕組みになっているのでしょうか。

こどもの共済保険の基本的な申込期間
・貯蓄型の共済保険の場合……0歳~小学6年生程度
・保障型の共済保険の場合……0歳~満17歳の健康なこども
※共済保険によっては既往歴があったり薬の服用があったりしても加入することができるものもあります。
※共済保険によっては満19歳までの加入が認められている商品もあります。

こどもの共済保険の基本の保障期間
・貯蓄型の共済保険の場合……満期年齢ごとに異なる
・保障型の共済保険の場合……0歳~18歳
※共済保険によっては満19歳までの加入プランの場合、満30歳までの保障が続くものもあります。

こどもの共済保険の基本の受け取り期間
・貯蓄型の共済保険の場合……満期年齢より-3歳から
・保障型の共済保険の場合……保証期間内に病気や怪我による通院や入院、手術などの時

共済保険の加入条件と共済保険を選ぶときのポイントとは?

共済保険は民間保険とは異なり、組合員になることが基本条件とされています。准組合員として出資金を支払う方法もあります。出資金無しで員外利用という方法もありますが、共済保険に加入できる幅がせまくなってしまいますので、注意が必要です。
また、こどもの共済保険を選ぶにあたっていくつかのポイントがあります。

共済掛金に対する払戻金額
貯蓄型の共済保険の場合には、共済掛金の払い戻し金額をチェックしてみましょう。
掛け金に対する払戻金は一般的には「割戻金」や「返戻率」と呼びます。
返戻率の計算方法を紹介しておきます。

返戻率=学資金総額÷共済掛金総額×100
100%であれば共済掛金と同等の金額が満期で支払われるということになります。

貯蓄型共済の貯蓄性と万が一の払い込み免除
貯蓄型共済の場合にはやはり貯蓄性の高さです。また、扶養者や親族に万が一のことが起こった場合にはその後の共済掛金払い込みの免除ができるかどうか、保障はそのまま継続できるのかというところも大きなポイントになります。チェックしておきましょう。

どんな人がこどもの共済保険に加入している?うまく活用するポイントを伝授!

掛け金をおさえてバランスの良い保障を受けたいという人に人気の共済保険。どんな方法で活用しているのでしょうか?

公的な健康医療保障制度との併用
日本では公的な健康医療保障制度に加入していれば、一定の保障を受けることができます。乳幼児医療助成制度や自治体によってはこども向けの医療助成を独自に設けている場合もあります。
そういった公的な医療保険を活用しながらさらに保障を手厚くしたい人も共済保険に注目して上手に活用しています

民間医療保険との併用
また、民間医療保険を利用しながらも細かい部分を共済で保障するという人もいます。民間医療保険と共済とでは保障内容は違ってきます。自身の民間保険の保障で足りなかった部分を共済保険で補うという方法です。

共済保険でも追加で個人賠償などもつけることができるので比較してみましょう。こどもが第三者に対して誤って怪我をさせた場合や物を破損してしまった場合の損害賠償に備えることができます。

まとめ:共済保険の強みを知ることで自分のこどもにぴったりの保障が見つかる!

こどもの共済保険には様々なものがあり、民間保険とは違って保障内容が異なっているということがわかりましたね。
わかりづらく感じてしまって共済はなんとなく苦手という人もいるかもしれません。しかし、ひとつひとつを照らし合わせてみれば自分のこどもにぴったりの共済保険が見つかるかもしれません。
今回の記事をぜひ参考にしながら、こどもの共済保険もぜひ検討してみてくださいね!