全国共済お役立ちコラム

老後は事故に合いやすいって聞いたけど、適した保険はあるの?

老後の事故に適した

最近、高齢者による車の運転事故のニュースを目にする機会が増えてきました。自分は関係ないと思っていても、それに巻き込まれる可能性がゼロとはいえません。
人は高齢になるにつれてどうしてもケガをしたり事故に合う可能性は高くなってしまいます。自分自身の老後あるいはご両親や祖父母のためにも、
特に事故におけるシニア向けの備えについて考えていきましょう。

本当に高齢者になると事故にあう確率はあがる?

高齢者は加齢により、動体視力の低下や複数の情報を同時に処理することが苦手になったり,瞬時に判断する力が低下したりするなどの身体機能の変化がどうしても起こります。その結果、ハンドルやブレーキ操作をあやまってしまうことも少なくありません。その結果、事故にあう可能性も高くなってしまうのでしょう。

厚生労働省による「患者調査」によれば、65歳以上で入院する人の数は、いわゆる現役世代と比較すると非常に大きく、入院患者総数131万人のうち65歳以上の患者が93万人となっています。7割以上を占めているのですね。

シニア向けの保険について必要性を考えてみる。

老後は事故にあう可能性も高いことはいたしかたないとして、その時のための備えについて考えておきましょう。 老後に備えたシニア向け保険はその必要性の有無が問われることはよくあります。それはなぜなのでしょうか。その理由について両面から考えてみましょう。 老後における保険が不要だといわれるのには、まとめると主に3つ理由があるといえます。

まず、高齢になってから加入する保険はそもそも保険料が高いということ。次に、日本においては、公的医療保険の高齢者医療制度が充実していること。また、保険に加入していても保障されないケースがあるということ、です。

では、保険に入ることによるメリットにはどういうことがあるのでしょうか。 まず、入院が長期化しても安心できることがあげられるでしょう。事故にせよ、病気にせよ、高齢者の入院は長期に及ぶ傾向があります。入院の期間がいつまで続くかわからないというのは、非常に不安になりますし、精神衛生上もよくありません。

保険に加入することで、貯蓄では抱えきれないリスクや不安を取り除くことが出来るのであれば、それはとても頼もしいことでしょう。

また公的医療保険が充実しているといっても、それはいつまでも同じとは保証できません。見直しが入る可能性も大いにありますし、そのためにシニア向けの保険で備えておくことは十分に意味のあることといえます。

シニア向け保険は、もしもの事故に対して備えになる?

実際のシニア向け保険について、調べてみましょう。全国共済のシニア向け保険は「熟年型」という商品名になっています。2型と4型があり、月の掛け金がそれぞれ2,000円、4,000円となっています。掛け金に比例して支払われる保険金も2倍になります。

ほかに特約をつけることプランもあるので、自分たちの家計や貯金と相談して検討すると良いでしょう。いずれにしても、比較的安い掛金で保険に入ることが可能です。

実際にはどれくらい支払われるの?

それでは、実際の支払いイメージについて熟年2型で65歳から70歳である場合を例にして見ていきましょう。 入院、後遺障害、死亡及び重度障害によって支払われる額が異なります。 事故での入院の場合、1日目から184日目まで1日あたり2,500円が支払われます。

また、交通事故により後遺障害になってしまった場合は、等級によって4万円から100万円が支払われます。事故によって死亡あるいは重度障害となった場合、200万円が支払われます。 毎月の掛金はそこまで負担にはならず、これだけの保障が受けられると、もしものときの備えになりそうですね。

また、入院や手術に重きをおいた基本コースもあるので、ご自身のニーズによってぜひ検討してみてください。 さらに、シニア共済には割戻金があることが非常にメリットになります。2017年の割戻率の実績を見てみると、払込掛金の約28%となっており、金額にして、熟年2型で払込み金額が年間24,000円(月掛金2,000円)の場合、割戻金は6,758円となります。支払額から3割近くが戻ってきていることは、家計にはうれしいですよね。

老後にかかるお金をイメージすることはなかなか難しいですよね。ですが、どうしても事故にあったり、ケガをしたりすることは多くなり、急な出費が増えてしまう可能性はぬぐえません。やはり、そんなときのために、保険を検討することは大事です。

最近では、今回ご紹介したもの以外でもたくさんの種類のシニア向けの保険が出てきています。全国共済では年齢別、目的別に簡単にシミュレーションも出来ますので、まずは気軽に検討してみると良いでしょう。