全国共済お役立ちコラム

教えて!交通事故の被害者になった場合の事故対応と使用できる保険について

2021-11-5

交通事故の被害者になった場合、事故直後に警察の捜査に応じるだけでなく、それ以前に証拠を残しておくなど、さまざまな対応が必要になってきます。そうなると、万が一交通事故の被害者になってしまったらどのような対応をすればよいのだろうと気になる方も多いのではないでしょうか。今回はそんな交通事故の被害者になった場合の対応や、使用できる保険について、詳しく解説していきたいと思います。万が一のことを考えて不安を抱えている方は是非読んでいって下さい!

被害者がとるべき事故対応はこれ!

まず初めに、被害者になった場合の事故対応について説明します。

交通事故にあった時に必要な対応は主に以下の6つです。

  • ケガ人や事故現場の安全確保
  • 警察への連絡
  • 加害者との情報交換
  • 証拠の確保
  • 警察の捜査への協力
  • 病院の受診

それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

■ケガ人や事故現場の安全確保

まずはケガ人や交通事故の現場の安全を最優先にします。自身がケガをしている場合は、無理に動かず、救護を待ってください。また、事故現場はできるだけ事故発生時のままにしておくことが望ましいですが、そのままにしておくと新たな事故が発生する恐れがある場合は、車などを移動させ、安全を確保しましょう。

■警察への連絡

交通事故が発生したら、必ず警察に連絡します。これは道路交通法で定められた義務なので、連絡を怠った場合は道路交通法違反として懲役3ヵ月以下または5万円以下の罰金が科されます。また、警察に届け出なかった場合、損害賠償請求や保険金請求の際に必要となる「交通事故証明書」を発行してもえないので、必ず届け出をしましょう。

■加害者との情報交換

ケガ人や事故現場の安全を確保出来たら、次は加害者と情報交換をしましょう。

その際、被害者の方が加害者に確認しておくべき内容は次の通りです。

  • 氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの連絡先
  • 勤務先の名称と連絡先
  • 自賠責保険や任意保険の会社、契約番号

これらの情報は単に確認するだけではなく、実際に運転免許証や車検証、自賠責保険証明書等を見せてもらい、写真に残したり名刺を受け取ったりすることをおすすめします。

■証拠の確保

事故直後の事故現場周辺の状態は、携帯電話のカメラなどで撮影しておき、証拠を残すことが重要です。また、事故から時間が経過すると、加害者が自己保身のために態度や発言を変える可能性があるので、加害者の発言についても記録を残しておくことをおすすめします。

■警察の捜査への協力

警察へ交通事故の連絡をすると、現場に駆け付けた警察官が事故の原因を調査します。事故の当事者は、警察官から詳しい部分まで質問を受けることになるので、正確な情報を伝えるようにしましょう。

■病院の受診

事故対応が一通り終わったら、必ず病院でケガの診察を受けましょう。事故直後は興奮状態にあり、ケガや痛みに気づかなかったり、また、生活をする中で少しずつ症状が悪化していくこともありますので、大丈夫だと思っても必ず受診して下さい。

 

交通事故の被害者が利用できる保険

続いて、交通事故の被害者になった場合に使用できる保険を紹介します。

被害者が使用できる保険は主に以下の4つです。

  • 加害者の自賠責保険や任意保険
  • 被害者の任意保険
  • 健康保険
  • 労災保険

それでは、それぞれの保険について詳しく説明していきたいと思います。

■加害者が加入している自賠責保険や任意保険

交通事故の被害者となった場合、基本的には加害者側の「自賠責保険」や「任意保険」を利用することになります。ただし、自賠責保険は人身に関する保険金しか受け取ることが出来ないので、注意が必要です。

■被害者が加入している任意保険

自身が「搭乗者傷害保険」や「人身傷害補償保険」などに加入している場合は、その保険会社から保険金を受け取れる場合があります。

■健康保険

交通事故の場合でも、ケガの治療には「健康保険」を使用することができます。被害者にも過失がある場合、健康保険を使った方が有利になる為、加害者側の任意保険会社が対応してくれない場合は、健康保険を使用することをおすすめします。

■労災保険

被害者の仕事中や通勤中に交通事故が発生した場合、労災保険を利用することが出来ます。労災保険を利用すると、「治療費の自己負担がなくなる」「過失割合に関係なく保険金が受け取れる」といったメリットがあるので、自動車保険と併用して利用することをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしょうか?

このように、交通事故の被害者になった場合、被害者として必要な対応が多く発生します。万が一自分が被害者となった時に、スムーズな対応が取れるよう、是非今回の内容を覚えておきましょう!