教えて、保険の見積もり! ~入力項目から契約までの流れを徹底解説~

保険の加入を考えている方のなかには保険料がいくらぐらいなのか気になるけど、わざわざ店舗まで足を運んで相談するのは面倒くさいと思っていらっしゃる方
も多いのではないのでしょうか。そんな方のために、最近ではほとんどの保険会社がホームページや一括見積サイトで自動見積もりサービスを提供しています。とはいっても、どのようにして見積もりをすればいいのか、わからないことも多くあると思います。今回は、そんなネットでの自動見積もりについて、必要な入力事項や見積もりから申し込みまでの流れなどを詳しく説明していきたいと思います!
見積もりに必要な入力項目はこれ!
では早速、保険料の見積もりの際に入力する項目について、説明していきたいと思います。今回は例として、「医療保険」と「生命保険」の見積もりについてご紹介します。
■医療保険
医療保険の保険料見積もりに必要な項目は主に以下の5つです。
- 生年月日と性別
どの保険においてもほぼ必ずといっていいほど入力を求められるのが、この「生年月日」と「性別」です。年齢や性別によって病気やケガにかかるリスクが変わるため、保険料も年齢や性別によって変動します。そのため、「生年月日」「性別」の入力が必要となります。また、「生年月日」の代わりに直接「年齢」を入力する場合もあります。
- 保険の種類
終身型保険もしくは定期型保険、または引受基準緩和型など保険の種類を選択する必要があります。
- 保障金額
「入院給付金」の金額や、「手術給付金」の有無など必要な保障金額について入力します。保障金額を高く設定すると安心ですが、当然のことながら保険料も高くなりますので注意が必要です。
- 特約・特則
「先進医療特約」や「3大疾病特約」など必要な特約を選択します。こちらの特約に関ししても保障金額と同様に、多くの特約を追加すれば保障は手厚く安心ですが、保険料は当然のことながら高くなります。
- 保険料払込期間
「60歳満了」「65歳満了」「終身払い」など払込期間の設定をします。終身払い以外の場合、一生涯分の保険料を短期間で払い終える必要がある為、月々の保険料は高くなります。
■生命保険
生命保険の見積もりに関しても、「生年月日」「性別」「保険の種類」「保険料払込期間」の入力は医療保険と同様です。また、これらの入力項目のほかに生命保険の見積もりでは、「基準保険金額」の入力が必要となります。基本保険金額とは、保険契約の基本となる主契約の保険金のことで、被保険者に保険事故が生じた場合(死亡や高度障害状態など)、あるいは満期まで生存したときに保険者から受取人に対して支払われるお金のことをいいます。
また、場合によっては、見積もりの時点で健康状態や喫煙の有無などの情報の入力を求められることもあります。
見積もり後の注意点はここ!
実際に保険料の見積もりをしたら、以下の2点を確認しましょう。
■保険に加入する目的を満たせているか
見積もりされた保険料ばかりを気にするのではなく、保険に加入する目的を明確にし、その目的を果たせる内容かどうかをきちんと確認しましょう。
■保険料は無理なく支払える金額かどうか
万が一の時に備えることは大切ですが、保険料が家計を圧迫しすぎて支払いが継続できず、いざ必要になった時に保障が受けられないのでは意味がありません。さまざまなリスクに備えることも必要ですが、保険料が無理のない範囲かどうかもしっかりと確認しましょう。
見積もりからお申し込みまでの流れ
保険料の見積もりをし、契約するプランが決まったら、次はいよいよお申し込みです。インターネットにおける、保険のお申し込みまでの流れは大まかに以下のようになります。
■お客様情報の入力
契約される方の住所や電話番号など、基本情報の入力を行います。
■選択したプランの確認、重要事項の確認
選択したプランの保障内容や、保険金・給付金が支払われない場合なども含め、自身の意向とあっているか再度確認をします。
■告知内容の入力
職業や年収、過去・現在の健康状態などの入力をおこないます。
■保険料の払込方法の入力
保険料の支払方法および支払情報の入力をおこないます。
■本人確認書類の登録
免許証やパスポートなどをアップロードし、本人確認書類の登録をおこないます。また、後日郵送で登録することも可能です。
■申込内容の最終確認
入力した内容に誤りがないか再度確認し、問題がなければ申込みが完了となります。
まとめ
いかがでしょうか。ネット社会となっている今、このように必要な情報を入力するだけで、簡単に保険料の見積もりができるのです。保険への加入や見直しを考えている方は是非、保険料の見積もりだけでもおこなってみてはいかがでしょうか。