全国共済お役立ちコラム

保険料の見積もり、どのタイミングでしたらいいの?

2021-10-4

保険には、生命保険や医療保険、火災保険など様々な種類があります。しかしこれらの保険、一度加入したまま見直しをせず、ただ保険料を支払っているだけの状態になってはいませんか?保険には定期的な保障内容の見直しや、それに伴う見積りをすることがとても大切です。とはいっても、「じゃあ、いつ見直しをしたらいいの?」と思う方も多いでしょう。今回は、そんな様々な保険の見直し・見積もりのタイミングについて、詳しく説明していきたいと思います。保険に加入して満足してしまっている方は、是非読んでいって
下さい!

そもそも、なぜ見直しする必要があるの?

まず初めに、そもそもなぜ保険の見直しをする必要があるのでしょうか。

その理由は、主に以下の2つです。

  • 人生のリスクに対応するため
  • 保険料を抑えられる可能性がある為

それでは、それぞれについて、詳しく解説していきたいと思います。

■人生のリスクに対応する為

そもそも保険とは、人生のリスクに備える為のものです。対応すべきリスクは生活状況によって変わるため、ライフスタイルの変化に応じて保障内容も見直す必要があるのです。

■保険料を抑えられる可能性がある為

保険の見直しの大きな目的として、「保険料を下げる」ことが挙げられます。例えば、「万一のことがあっても学費や養育費に困らないように」と設定していた保険金も、子供が自立すれば必要がなくなります。保険金は高く設定すればするほど保険料も高くなりますので、必要な保険金が減った際は、保険を見直して、保険料を抑えるのがおすすめです。

 

生命保険・医療保険の見積もりのタイミングはここ!

生命保険や医療保険の見直し・見積もりのタイミングは主に以下の2つです。

    • ライフイベントを迎えたタイミング
    • 自身で決めた周期に合わせてのタイミング

それでは、それぞれのタイミングについて解説していきます。

■ライフイベントを迎えたタイミング

保険は必要な保障に影響するライフイベントがあったときには、見直しが必要です。代表的な例として、以下のようなイベントが挙げられます。

・社会人になった
・結婚した
・妊娠、出産
・マイホームの購入
・子供が自立した

該当するライフイベントを迎えた方は、保険の見直し・見積もりを検討しましょう。

自分で決めた周期に合わせての定期的な見直し

また、上記のようなライフイベントが特になくても、保険は定期的に「点検」をすることが大切です。ですので、「子供が卒業する年に点検」「毎年、年末に点検」といったようにご家庭でルールを決めておくといいでしょう。また、保険料が家計を圧迫しているように感じられる時なども、見直しのタイミングといえます。

 

損害保険の見積もりのタイミングはここ!

続いて、損害保険の見直し・見積もりのタイミングを紹介します。損害保険の見直し・見積もりのタイミングは主に以下の3つです。

  • 契約更新のタイミング
  • リスクが変化したタイミング
  • 長期契約で保険料率が変化するタイミング

それでは、それぞれのタイミングについて詳しく説明していきたいと思います。

■契約更新のタイミング

損害保険では、何といっても契約更新時が見直しのタイミングといえます。火災保険も、1年から10年の間で契約ができますので、契約更新時には必ず見直しをしたいものですね。

■リスクが変化したタイミング

自動車保険は、「誰が乗るのか」「仕事で使うのか」「走行距離はどれぐらいか」「車両保険を付けるかどうか」など、利用状況によって保険料は違います。例えば、「30歳未満不担保」としていた車を、20歳の息子が乗りたいと言った場合、利用状況が変わり、リスクも変化します。ですので、このような場合は、更新前であっても見直す必要があります。
また、以前までは水災不担保で火災保険に入っていたものの、近年の台風の増加や大型化を受けて、水災も補償に加えたいと考える方もいるでしょう。特約のみの付加ができないことも多いので、その場合は、保険期間中であっても一度解約をして、見直す必要があります。

■長期契約で保険料率が変化するタイミング

2015年に火災保険は値上げし、2017年は地震保険の値上げなどがありました。長期契約をしている保険で、保険料が値下をげした場合、途中で解約をして入り直した方が得になる場合がありますが、逆に値上げするとわかった場合、長期契約で満期が近ければ、あえて解約をし、入り直して、値上げ前の保険料が適用される期間を延ばすのも有効な手段でしょう。

 

まとめ

このように、保険は加入するだけでなく、適切なタイミングでの見直しや見積もりが必要です。加入したままになってしまっている方は、是非これを機会に見直しを検討してみてはいかがでしょうか。