保険の見積もりのタイミングはいつ?保険ごとにベストなタイミングを徹底解説!

保険の見積もりをしようと思っていても、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。
保険と一言でいっても、生命保険や医療保険、火災保険などさまざまなものがあります。いつどんなタイミングが適しているのか、正直疑問でもありますよね。
保険の見積もりは加入する際にはもちろんのこと、保険の見直しをする際にも必要になってきます。一度加入していれば安心と思いがちですが、ライフステージによっては保険の見直しをして見積もりを取ることでもっと自分や自分の家族に合った保障内容を備えておくことができるのです。
保険の見積もりにはやはりタイミングが大事!ということで、今回は保険の見積もりのベストなタイミングについて詳しく解説していきます。
生命保険や医療保険の見積もりをするときのタイミングのポイントは2つ
生命保険や医療保険の見積もりを取るタイミングには大きく2つのポイントがあります。
1つ目は「ライフイベントを迎えたタイミング」。そして2つ目は「自分で決めた定期的なタイミング」です。では詳しく見ていきましょう。
ライフイベントを迎えたタイミング
具体的な人生のライフイベントとして代表的なものには、
・社会人になった
・結婚
・妊娠や出産
・転職
・子どもの就学
・子どもの進学
・マイホームを建てた
・子どもの自立
・退職
このようなタイミングで一度保険の検討や見直しで見積もりを取ってみると良いでしょう。家族が増えた時、環境が変わった時、家計の収支バランスが変わった時が保険の見積もりを取り直すタイミングです。子どもが自立してしまえば学費や養育費のための保障は減らすことができます。そのぶん保険料も抑えられます。
自分で決めた定期的なタイミング
ライフイベントがないからと言って保険をそのままにしておくのは安心できません。自分で決めたタイミングで保険について考えてみるのもひとつです。
・年末や年度末
・自身の年齢の節目
・子どもの入学や卒業
・家計の見直しをしたいとき
自分や家族の中で覚えておきやすいタイミングを作っておくのがポイントです。
おさえておきたい損害保険の見積もりのタイミングはこの3つがポイント!
損害保険の見積もりのタイミングのポイントは3つあります。生命保険や医療保険に比べると見積もりの取り直しの意識が低くなってしまいがちです。
1つ目は「損害保険の契約更新のタイミング」、2つ目は「利用状況が変化したタイミング」、3つ目は「保険料率が変化したタイミング」が適しています。
契約更新のタイミング
1番わかりやすいのが契約更新のタイミングです。なんとなく継続してしまってはいませんか?保障内容をいま一度確認しておくことで、重複などを防いだり、保険料が適切かどうか確認したりすることができます。
利用状況が変化したタイミング
たとえば自動車保険の損害保険の場合、自動車の利用状況が変われば保険の見直しとして見積もりを取ることをおすすめします。
・運転する人が変わった時
・自動車の利用のメインは仕事なのかプライベートなのか
・年齢制限つきの不担保をかけていて対象外の年齢の人が運転することになった場合
保険料率が変化したタイミング
保険によっては値上がりが生じています。例えば近年では火災保険や地震保険が挙げられます。今後もどのように変化していくかわかりません。
反対に長期契約をしている保険が値下げすることもあります。その場合には解約をして加入し直す方がお得です。値上げする場合にも満期が迫っている場合には解約して加入し直すのもひとつです。値上げ前の保険料が適用される期間が伸ばせるのであればお得になることもあります。
火災保険や自動車保険もベストなタイミングで見積もりを取るのがおすすめ
その他にも火災保険や自動車保険などでも見積もりのタイミングは重要になってきます。
火災保険
火災保険を確認してみましょう。マンションや戸建てを購入した場合に加入するのが一般的でしょう。
見積もりは早めに済ませておくのがポイントです。契約して保障内開始するまでには日数がある程度かかります。保障開始日は引き渡し日がベストです。
見積もりを取るタイミングは、引き渡し日の1か月くらい前から始めておくとよいでしょう。加入手続きは引き渡し日の2週間前くらいまでに済ませておくと安心ですね。
自動車保険
自動車保険の場合はどうでしょう。
自動車保険は、運転免許を取得し実際に車を購入した際に加入する人がほとんどです。車を購入するのと同時進行で保険の見積もりをしておくのがよいタイミングと言えるでしょう。
ほかにも、他社保険会社から乗り換えをする場合にも見積もりを取るのが一般的です。乗り換えの時の見積もり取るタイミングというのは重要になってきます。
自動車保険を他社に乗り換えるタイミングで1番良いのは満期日です。理由としては、等級をそのまま継続できるという点と、保険の未加入期間や重複契約を避けることができるというメリットがあるということです。
満期日が近づいてきたら見積もりを取るタイミングです。
保険それぞれの見積もりのタイミングに合わせて定期的に確認していくことが大事
保険料の見積もりは定期的なタイミングで行なうことをおすすめします。
保険は一旦加入してしまうと安心してしまいがちですが、自身のライフステージや契約更新のタイミングには見直しが必要です。
特に加入してから年数がたっている場合には特に見積もりをしてみることをおすすめします。保障内容が新しいものに変わっていたり、保険の重複に気付いたり、必要のないところに月々の保険料をかけてしまっているなどといったことを解消できるチャンスです。タイミングを逃さずに、無駄のない保険料で自分に合った保障内容で杏視して過ごしていきたいものですね。