生命保険の見積もりはどうやって進める?自分にぴったりの保障内容の見つけ方を徹底解説!

100年時代のいま、生命保険に加入している人がほとんどかと思います。しかし、多様な世の中へと移り変わる中で保険商品のニーズも変わりつつあり、どの生命保険を選べば良いのか悩む人も多いでしょう。
また、生命保険の見積もりは加入する時だけではありません。生命保険の見直しをする際にも見積もりを活用することができます。生命保険は一旦加入したからといって安心というわけではないのですね。
今回は、生命保険の見積もりにはどんなものがあるのか、どのような手順なのか、自分に合った生命保険にどんなものがあるのかなどについて解説していきます!
生命保険にはどんなときに保障されるの?どんな種類がある?
生命保険とは、加入者が死亡したり高度障害になってしまったりした場合、遺族に向けて保険金が支払われるものです。
生命保険の代表的なものには
・掛け捨てタイプの定期保険
・一生涯保障が継続する終身保険
・毎月保険金が給付される収入保障保険
があります。
生命保険の見積もりはどう活用する?必要情報と保障内容を選ぶポイントとは
生命保険の見積もりにはすぐに結果がわかるいわゆる簡単シミュレーションから郵送などを使ったより細かい見積もりができる方法があります。
見積もりをするためには必要事項の情報の記入が必要となります。
簡単なシミュレーションの場合には
・生年月日
・性別
・加入したい保険
を項目に入れるとネットで簡単に結果がわかるものがほとんどです。
すぐに見積もり結果がわかるので手軽で便利なのが人気となっています。おおまかな見積もり方法で生命保険の比較をしたいという人はこの方法でOKかもしれませんね。
しかし、自身のライフステージによっても選ぶべき保険の種類は大きく変わってきます。
「独身か既婚か」、「まだ独立していない子どもがいるかどうか」、「どんな仕事に携わっているか」などによっても選ぶ保障内容は大きく異なります。
最適な保険商品をもとに見積もりを取りたいという人は、ネットや電話で相談して後ほど詳しい結果が郵送で送られてく方法がおすすめです。
数多くある保険商品のなかから自分に的確な保険商品の組み合わせを紹介してくれます。この方法は実際の保険料の支払額との差異が少ないことでよりイメージしやすいということで人気となっていますよ。
記入する必要情報としては
・生年月日
・性別
・氏名
・住所
・連絡先(電話番号やメールアドレス)
といった基本情報をまず記入するところが多いでしょう。
簡単見積もりと異なる点としては、個人情報の開示です。なかには見積もりの段階で個人情報の開示に抵抗があるという人も少なくありません。
より詳しい生命保険の見積もりが欲しいという人は住所や連絡先について郵送する際に必要な項目のため、情報開示が必要です。
セキュリティで守られているところがほとんどですし、個人情報についての規約を設けている会社がほとんどです。必要以上に不安になる必要はありませんが、心配な場合には調べてみましょう。
また、やみくもに見積もりを依頼せずに、信頼できる会社かどうかを見極めるのも大切ですね。
生命保険の細かい見積もりを依頼したい場合には、基本情報だけでなく
・職業
・既婚かどうか(配偶者がいるかどうか)
・独立前の子どもがいるかどうか
といった自身のライフステージも聞かれる場合があります。
・被保険者名
・希望の保険商品
・保障額の想定額
・保険金の支払い予定想定額
・保険金の支払い頻度
といった細かい情報も想定して提供することでより月々の保険料の試算ができるので、よりくわしい見積もりを発行してもらうことができます。
さまざまな保険会社に見積もり依頼をしてみるのも良いですが、あまりにも数多くの保険会社で見積もりを取ってしまうと目移りしてかえって悩んでしまうこともあります。
簡単見積もりでまず保険会社を比較してから何社かに絞ってくわしい見積もり依頼をするという方法もよりスムーズに進めることができそうですね。
個人情報の開示も最低限で済ませることができるのでおすすめです。
見積もりでは年代やライフステージによってぴったりの生命保険を選ぼう!
見積もりの流れは確認できたものの、「どんな保険に加入することを想定して見積もりをしておけば良いのか」、「保障額の想定額はどれくらいに設定しておけばよいのか」というところはイメージがわきにくいですよね。
以下に年齢やそれぞれのライフステージに適した保険をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
20代
20代は結婚や出産などライフイベントが1番多い年代です。
家族に残すお金を保障したい人は、万が一の備えとして
・定期保険
・収入保障保険
・終身保険
の見積もりをチェックしてみましょう。
ケガや病気で入院や手術などいざという時の生活費の助けにしたいなら
・医療保険
・がん保険
の見積もりをとってみるのがおすすめです。公的な健康医療保険だけでは賄えないところを補ってくれます。
年齢が若いうちに生命保険の加入しておくと安い保険料の支払いで高額な保障を受けることができるので、この時期から加入しておくとお得ですね。
30代~40代
30~40代は独身者と子育て世帯とでは保険の選び方も異なります。
独立前の子どもがいる場合には、将来の貯蓄をまず考えましょう。家庭環境や今後についてしっかり考えながら生命保険の見積もりを選ぶことをおすすめします。
万が一の時に遺された家族のために
・死亡保障
・終身保険
まとめてお金を残したい人は
・定期保険
定期的にお金を残しておきたい人は
・収入保障保険
の見積もりを視野に入れると良いでしょう。
ほかにも、教育費を貯めたい人は
・学資保険
もあります。入学時にはお祝い金の受け取りができる保険会社もあるのでチェックしてみましょう!
50代
50代は子育ても一段落するという人も多い年代です。
子どもが独立したら万が一の時の保障額は200~300万円が目安と言われていますので、見直すことで保険料の支払いを抑えることができるでしょう。
60代~70代
60~70代は万が一のときについて真剣に考え始める時期です。終身保険の死亡保障として300万円程度の保障額を設定し葬儀費用やお墓代を考える人が多いようです。
終身保険に加入して相続税対策を行なっている人もいるので見積もりの時に見てみると良さそうです。
まとめ:生命保険はポイントを押さえて見積もりをすることでより自分に合った保険選びができる!
保険の見直しをなんとなく考えている人も多いかもしれません。簡単なシュミレーションでの見積もりするハードルはさほど高くないにしても、複雑な保障内容のなかで本当に自分にぴったりの生命保険を選べているのか不安になることもあります。
もっとよりよい保障内容が受けられるのに気が付いていなければ、せっかくの保険金がもったいないですよね。
ぜひ今回の記事を参考にしてポイントを知り、生命保険の見積もりをする際には最大限に活かしてもらえたらと思います!気になったら今が見直しのチャンスですよ。自分にぴったりの生命保険と出会えますように