全国共済お役立ちコラム

保険の見積もりはどうやって算出されている?保障金額の設定についても詳しく解説!

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保険選びをする時、見積もりでシュミレーションをする人がほとんどだと思います。
その際真っ先に入力するのは年齢と性別、加入検討している保険というところが多いのではないでしょうか。簡単に月々の保険料の見積もりが表示されていますが、実際にはどのような算出方法になっているのか気になりますよね。
今回は保険の見積もりがどのように算出されているのかという方法を解説していきたいと思います!

保険の見積もりの算出するためにはこの2つの情報が必須事項!

 

はじめに、生命保険の見積もりの算出には自身の情報が必要となります。
・年齢
・性別
は必須事項といえるでしょう。
保険料の払い込み金額の算出には年齢と性別によって大きく変わります。
年齢ごとに病気やケガのリスクは異なりますし、ライフステージによっても変わってきます。また、性別によって特有の病気というものも存在します。性別も見積もりの算出には重要な事項となるのです。

保険の見積もりはこうやって算出されている!各保険の算出方法と記入例

 

年齢や性別だけでなく、関心のある保険商品があれば伝えておくと算出する際により実際の保険料金に近づいた見積もりを知ることができます。
一般的にどのような保険にどのような項目を入れて算出方法が取られているのかを具体的にまとめてみました!
死亡保険の定期保険の見積もり算出方法
〈1.死亡もしくは高度障害になった場合に受け取れる保険金額を設定〉
どれくらいの金額を記入すればよいか迷いますよね。ライフステージによって保険金額の設定は変わってくると思います。
たとえば独身もしくはシルバー世代で子どもが独立している人は葬儀費用+お墓代として200万~500万円程度の保証金額を考えておくと安心です。
夫婦のみ世帯の場合には、葬儀費用とお墓代のほかにパートナーの生活費500万円~1,000万円程度を加えた金額を設定しておくと安心でしょう。
子育て世代の場合には葬儀費用とお墓代、家族の生活費のほかに子どもの教育費3,000万円以上の金額が安心と言われています。

これはあくまで目安です。自身の家計と相談して設定するようにしましょう。

〈2.保険期間を選択〉
・10年単位での設定
・年代区切りでの設定:55歳満了、60歳満了、65歳満了、70歳満了など

〈3.そのほか特約などのオプションが必要であれば選択〉
各保険にはだいたいの場合オプションをつけることが可能です。既存の保険商品以外に補いたい部分がある人は選択すると算出の際に加算されます。
収入保障保険の見積もり算出方法
〈1.保険期間を選択〉
55歳満了、60歳満了、65歳満了、70歳満了など
〈2.保険金額の設定〉
〈3.年金支払保証期間の選択〉
年金支払保証期間とは、死亡もしくは高度障害になった場合に保険期間満了日までの期間が年金支払保証機関よりも短い場合に保障期間満了後も毎月年金を受け取れる期間を指します。
〈4.そのほか各種オプションが必要であれば選択〉

終身保険の見積もりの算出方法
〈1.保険金額の設定〉
〈2.そのほか各種オプションが必要であれば選択〉

終身医療保険の見積もり算出方法
〈1.入院給付金の日額の設定〉
〈2.手術給付金を受け取るか受け取らないかの選択〉
〈3.保険料払い込み期間の選択:60歳満了、65歳満了、終身〉
〈4.そのほか各種オプションが必要であれば選択〉

定期医療保険の見積もり算出方法
〈1.入院給付金の日額の設定〉
〈2.保険期間の設定〉
〈3.そのほか各種オプションが必要であれば選択〉
がん終身保険の見積もり算出方法
〈1. がんの入院給付金と診断給付金の金額の設定〉
がんの場合には100万円程度を目安にしておくとよいでしょう。
〈2.そのほか各種オプションが必要であれば選択〉

がん定期保険の見積もり算出方法
〈1.がんの入院給付金と診断給付金の金額/入院1日あたりを設定〉
〈2.保険料払い込み期間の設定〉

就業不能保険の見積もり算出方法
〈1.職業の記入〉
〈2.年収の記入〉
〈3.給付金月額の設定〉
給付金月額とは、働けなくなった時の月額受取額のことを指します
〈4.保険期間の選択〉
60歳満了、65歳満了、70歳満了など
〈5.支払い対象外期間〉
「加入後60日以降」などの期間が設けられている場合もあるので、算出時に併せて確認しましょう。
〈6.給付金の受け取り方の選択〉
保険会社によっては満額受け取りか半額受け取りなどの設定ができるところもあります。

※今回紹介した見積もりの算出方法は一例です。

まとめ:保険の見積もりの算出方法を知っておくことでお金の動きがよくわかる!

 

保険料の算出方法を知っておくことで見積もり依頼をする時にお金の動きがよくわかり、より備えがスムーズになります。
今は手軽な方法で見積もり結果を見ることができますが、どのくらいの保険金を掛けることでどの程度の保障が受けられるのかを自身でシュミレーションしておけると想像がしやすくなります。
算出方法を見てみると、どの程度の期間が保障されるのか、払込期間はどのくらいなのかなども同時にわかりますよね。
今回の記事を読めばどのくらいの金額の保障を受けると安心できるのかということも確認することができるので、目安としてぜひ参考にしてみてください。