全国共済お役立ちコラム

保険はどのように選んだらいいの?見積もりの選び方のポイントとは

2023.5.3

生命保険をいざ選ぼうと思ったとき、まずは見積もりをしてみようと思う人が大半ではないでしょうか。
しかし、見積もりをしようと思っても保険の種類の多さにどこでどのように見積もりをすればよいのか選び方に迷ってしまいますよね。
生命保険は人生において大事な保障となるので、簡単に決められないのも事実です。せっかく加入するなら自分にベストな保険の選択をしたいですよね。
今回は、保険の見積もりをする際の選び方のポイントを紹介していきます!

保険見積もりの選び方は○○と○○に注目することがポイント!

 

人生において病気やケガのリスクはつきものです。リスクは年代や家族構成、ライフステージによっても変わってきます。一人一人によってニーズは違うと言っても過言ではありません。
保険の見積もりの選び方のポイントはずばり「年代」と「ライフステージ」です。では具体的に見ていきましょう。

〈20代〉
20代はライフイベントが1番多い年代です。
・就職
・結婚
・妊娠
・出産
・住宅購入

などが代表的なものとして挙げられます。
これらにかかる出費とのバランスを考慮しながら、生命保険の見積もりの選び方の目安にしましょう。
保険料は多くの場合、若いうちに加入しておくと安い保険料の支払いで高額な保障を受けることが可能です
家族に残すお金を保障したい人は万が一に備える「定期保険」「収入保障保険」「終身保険」の見積もりをチェックしてみましょう。
また、ケガや病気で入院や手術になったときに生活費の助けにしたいなら「医療保険」「がん保険」の加入がおすすめです。公的な健康医療保険でももちろん適用される部分は大きいですが、その額では賄えない部分を補ってくれる保険になります。

〈30~40代〉
30代~40代は独身者と独立前の子どもがいる世帯とでは保険の選び方も異なります。

・独身者の場合……老後の蓄えも意識しておく必要があります。個人年金保険などの加入もしながら生命保険の加入検討をすると良いでしょう

・独立前の子どもがいる場合……将来の貯蓄をまず考えましょう。家庭環境や今後についてしっかり考えながら生命保険の見積もりを選ぶことをおすすめします。
万が一の時に遺された家族のために死亡保障の見積もりをしておくのもよいでしょう。
葬儀費用やお墓代なども賄いたい人は「終身保険」、まとめてお金を残したい人は「定期保険」、定期的にお金を残しておきたい人は「収入保障保険」を見積もりのときに見ておくこともおすすめです。
「学資保険」に加入すると教育費に充てるほか、入学時にはお祝い金の受け取りができる保険もあります。併せて見積もりをしておくといいですね!

〈50代〉
50代は子育ても一段落し、子どもが独立をするという人も多い年代です。
子どもが独立したら保障内容に不要なものも出てくるので、保険料も抑えることができます。子どもが独立したら世帯主が万が一の時の保障額は減額してOK。必要な保障額は200~300万円が目安と言われています
再度保険の見直しのために見積もりを行なうチャンスですね。
この年代になってくると、老後についても視野に入れなければありません。公的年金がありますが、生活するのに月々3万円ほど足りないというのが現状です。
現役で働いているうちから定年後に備え、個人年金保険を検討して見積もりしてみるのもひとつです
その際、短期払いにするか一括払いにするかも見積もりを見ながら自身の将来設計を考えてみましょう。

〈60~70代〉
60~70代は万が一のときについて真剣に考え始める時期です。「終身保険」の死亡保障に加入している人も多いかもしれませんね。
葬儀費用やお墓代として300万円程度があれば賄えると言われています。多額の保険料の支払いや保障内容は必要ないということですね。
また、終身保険に加入していれば相続税対策ができます

今から終身保険に入っても保障額に達しないのでは……と思う人もいるかもしれませんが大丈夫です。
終身保険は契約直後に満額の保険金が設定されますので、すぐに必要な額を賄うことが可能なので安心ですね。

保険の種類を理解して効率よい見積もりの選び方を押さえよう!

 

年齢やライフステージを踏まえた上で、生命保険の種類によって見積もりの選び方を考えてみましょう。

〈終身保険〉
死亡保障が一生涯保障される保険です。加入直後から死亡保障が満額受け取れる仕組みになっています。
「終身」「一生涯」と聞くと解約ができないのではと不安になる人も多くいます。しかし、途中で解約しても解約払戻金を受け取ることができます。万が一の時だけでなく、何か起きた時に解約して補填することができます。

〈定期保険〉
保障期間が決まっているので、保険金額を高額に設定しても月々の保険料の支払いは安く済みます。しかし、更新のたびに保険料が上がる傾向があるので、長期的な目で見れば終身保険の方がお得な場合があります。
子育て期間や住宅ローン支払い期間などの一定期間のみの保障を賄うためにはとてもよい保険ということですね
家計とのバランスを見ながら、終身保険と定期保険両方の見積もりを取ってみるといいでしょう。

〈収入保障保険〉
あまり聞き慣れないという方も多いかもしれません。これは加入者が万が一の時に遺族が満期まで月々お金を受け取れる保険です。
死亡年齢によって支払額が異なっています。

〈就業不能保険〉
ケガや病気で仕事に行けなくなった場合、不安なのは収入面です。定期的に月々支払われる保証なので、給料の代わりにしたり、生活費にあてたりすることもできます。
特に自営業者やフリーランス業の方は公的な保障が手薄くなっていますので、就業不能保険に加入していることで生活の助けになったという声が多く聞かれています
保障適用の条件は保険会社によって異なるので、事前にチェックしてかから見積もりをしましょう。

まとめ:保険の見積もりは自分のライフステージと保険の種類を押さえておけばスムーズに選ぶことができる

 

保険の見積もりをなんとなく始めてしまうと、保険の種類の多さに圧倒されてしまって途中でやめる人も少なくありません。
ポイントを押さえた上で見積もりをすればとてもスムーズに進めることができます。今回の記事を参考にしながらぜひ、自分のライフスタイルに合わせながら見積もりの選び方の参考にしてみてくださいね!