全国共済お役立ちコラム

生命保険って高いのでしょうか?

2019-4-4

生命保険ってどのようなイメージをお持ちでしょうか。
病気になった時や万が一の時に備える保険なので高かったり、慎重に選ばなくてはいけなかったり……
と少し難しく捉えている方も多いかもしれません。
今回は生命保険に関して考えていきたいと思います。

働けなくなった時も保障  

生命保険の加入率は、約80%と他の保険に比べてもかなり高い調査結果が出ています。

他の保険は加入していないけど、生命保険にだけは入っているという方もいらっしゃいますよね。それだけ国民の関心が高いことが伺えます。

今は加入していなくてもいずれ加入を検討されているという方も多く、保障内容や金額をしっかり把握して加入したい保険でもあります。

生命保険は病気やケガはもちろん、万が一死亡してしまった時に保険金を受け取ることができる保険。実際に、生命保険に加入する目的の5割以上は病気やケガの医療費のためと答えたデータがあります。万が一の時に関わる保険なので掛け金が多少高いのは承知の上かもしれません。

更に病気やケガの治療費だけではなく、働けなくなってしまった時に給付金を受け取ることができるんです。入院が必要で出勤が難しくなった時、仕事のことを気にせず治療に専念できるのは嬉しいですよね。ある程度の生活は保障され、自分自身もご家族も安心できます。

生命保険に加入するタイミング

生命保険に加入するタイミングは人それぞれですが、出産や結婚、就職、住宅を購入した時など人生のライフステージが大きく動く時に検討する方が多い調査結果が出ています。既に加入している方も、保障内容を見直すきっかけにもなるそう。自分1人で生活している時よりは、家族が増える時、大きなローンを背負った時などに頼りにしたい保険ということが分かりますね。

また掛け金に関しては加入する年齢が若い方が月々の掛け金が安いことが多く、そのように周知されていますよね。なんと、都道府県民共済の生命共済は、満18歳~満64歳の健康な方なら同じ掛け金で加入することができます。一般的な生命保険では10代と50代で掛け金が異なり、年齢を重ねた方が掛け金が高いケースが多いですよね。家族まるっと同じ掛け金で保障してくれると分かりやすいですし、良心的と言えます。

生命保険の掛け金を比較  

実際に、生命保険の掛け金を比較してみましょう。 30代男性が98歳まで保障される生命保険に入ったとします。万が一死亡した時の保険金は500万円。この場合A社では月々の掛け金が9,200円ほどとなります。同様の条件をB社で見積もりしたところ月々の掛け金は9,800円となり、生命保険の大体の相場が10,000円弱ということが分かります。もちろん保険金が上がれば月々の掛け金は高くなります。

これを高いと考えるかはそれぞれかと思いますが、私たちや家族の生活に関わる保険なので納得される方も多いかもしれません。ただ、やはり少しでも安い方が嬉しいですよね。

都道府県民共済の生命共済の掛け金を見てみると、病気で死亡した時の保険金が800万円で月々の掛け金は4,000円となっています。相場の半額の掛け金で、高い保険金を受け取ることができます。生命保険は、死亡に対する保障が手厚いケースが多く、入院や通院に対しては保障されないことが多いのですが、都道府県民共済の生命共済では入院や通院、交通事故などによる後遺障害にも適用されますよ。がんや三大疾病に対する保険もプラスすることができるので併せてチェックしたいものです。

生命保険が高いのは当たり前、と考えられている方も時代に合わせた内容の保険がどんどん登場しているので、1度ご自身の加入している生命保険を見直してみても良いかもしれません。最近では、インターネットからの加入で割引になる保険などもありますよ。

生命保険の選び方  

今回は生命保険の月々の掛け金に注目しご紹介していきましたが、保障の内容も重要です。ただ安いから、反対に高いから良いわけではありません。ご自身のライフスタイルや悩みに合わせて選ぶことがポイントですよ。

具体的には、保険金、保障期間、持病が合っても加入できるか、誰に対して備えたいのか、どのような病気に備えたいのか……など考える点は様々。生命保険を選ぶ際はどこに重点を置くか、ご自身でしっかり考えご家族にも相談することが大切です。途中で保険会社を変えるのは面倒だったり、損したりすると思う方もいらしゃるかもしれませんが、長い人生において一緒に生きていく生命保険はこまめな見直しが必要。

数年に1度でも良いので考える機会を作ってみてはいかがでしょうか。