全国共済お役立ちコラム

知っておきたい!共済保険と民間の保険6つの違い

自分に合った保険について調べていると、共済保険と民間の保険、それぞれに特徴や魅力があるように感じます。それぞれの違いを知ったうえで、どちらの保険が自分に合っているのか判断したいところですね。どちらも将来の備えになる保険には違いありませんが、それぞれ異なった特徴を持っています。今回は、共済保険と民間の保険がどのように違うのかについて考えていきましょう。

1.共済保険は営利目的ではない

共済保険は民間の保険とは異なり、営利を目的としていません。組合員がお互いを助け合うという相互扶助の理念のもとで運営されています。そのため、掛け金が余った際には、共済保険の加入者に還付する仕組みが整えられています。さらに、非営利事業を営む共済保険では、掛け金が低く抑えられているのも特徴のひとつです。

もちろん、民間の保険会社は営利団体です。民間の保険会社も相互扶助の考え方は持っているものの、共済ほどその考え方にもとづいた運営は行われていません。

2.共済保険は運営の母体が企業ではない

共済保険の事業を行っているのは、都道府県民共済や全国共済を運営している厚生労働省認可の全国生活協同組合連合会や、CO・OP共済を運営している日本コープ共済生活協同組合連合会。全労済を運営している全国労働者共済生活協同組合連合会などで、これらの運営機関は企業ではありません。ほかにも、地方自治体や労働組合、学校などが運営しているものもありますが、こちらも企業による運営ではありません。

もちろん、民間の保険は企業によって運営されています。株式会社の形態で保険の事業を行っている企業は、会社名の前か後ろに「株式会社」の表記があるため、共済保険との違いがはっきりしています。

3.監督官庁と根拠法令がそれぞれ異なる

監督官庁とは民間の銀行や会社、公共の団体などに対し、事業についての監督の職権を持った官庁のこと。一方、根拠法令とは、法律で規定されている内容の根拠を示した法令のことです。

民間の保険は金融庁、全労済や都道府県民共済は厚生労働省、JA共済は農林水産省といったように、それぞれ監督官庁が異なります。また、民間の保険は保険業法、全労済・都道府県民共済は消費生活共同組合法、JA共済は農業協同組合法に従うよう定められています。

4.セーフティネットの有無

営利団体である民間の保険会社では、万が一の事態により会社が破綻してしまった場合に備え、保険の加入者を守る仕組みが整えられています。生命保険会社なら「生命保険契約者保護機構」、損害保険会社なら「損害保険会社保護機構」などが保険の契約を引き継いでくれますし、契約者の資金援助などの救済支援を行ってくれます。

一方、共済保険の場合、運営している団体が国や県などの場合が多く、公的セーフティネットが設けられていないのが一般的。通常、加入者への救済措置はありません。

5.組合員以外は加入できない共済保険

民間の保険では、健康状況などの申告は必要なものの、基本的には誰でも保険に加入することができます。しかし、共済保険では通常、共済を運営する団体の組合員以外は加入できません。また、共済によっては特定の地域に住む人や特定の職業に就く人以外は共済組合に加入できないものもあります。

6.名称や用語が異なる

民間の保険と共済保険では、使用する名称や用語が異なります。

民間の保険では加入者が保険会社に支払うお金を保険料。保険会社が加入者に支払うお金を保険金と呼びます。また、運営の結果で得られた余剰金は加入者に支払われますが、そのお金のことを配当金と呼びます。

一方、共済保険の場合は、運営している団体に支払うお金を共済掛金。団体が加入者に支払うお金を共済金。運営の結果として余ったお金は組合員に配られますが、そのお金を割戻金と呼びます。

どちらも加入者の将来を守るための保障に違いはありませんが、使用される名称や用語が異なるため、比較・検討する際は注意しましょう。

それぞれの特徴を理解し比較・検討する

民間の保険と共済保険では、営利団体か非営利団体かという点から大きく異なります。また、加入者がお互いのことを助け合う相互扶助が、運営の根底に根付いているかどうかの違いもあります。それぞれの特徴や魅力を知ることで、どちらが自分にとって最適な保険なのかを比較・検討することができるはずです。

共済保険が非営利団体だからと不安に感じることはありません。手ごろな掛け金で充実した保障が受けられるのは、共済保険の特徴であり魅力でもあります。また、相互扶助の考え方を重視する共済保険の魅力は、割戻金の割戻率の高さにもあらわれているのではないでしょうか。

働きざかりの年齢の人たちの将来的な備えはもちろんのこと、シニアや子ども向けの保障も充実した都道府県民共済グループ全国共済の生命保険のラインアップ。万が一の事態に備えた安心の毎日を過ごしていくために、ぜひ一度、チェックしてみてはいかがでしょうか。