全国共済お役立ちコラム

医療保険は特約を駆使して賢く使う

2019-8-7

医療保険の契約を検討するにあたり、「特約」という言葉も良く耳にしますよね。
この特約を上手く組み合わせることで無駄がなく自分にぴったりの医療保険を作ることができます。特約についてしっかり知っていれば、月々の保険料が少なく済む可能性もあるかもしれません。
今回は保険を決めるためにしっかり知っておきたい、医療保険の特約というものについて詳しく説明していきます。

医療保険のしくみ

医療保険は主契約と特約を組み合わせて入ります。

特約はオプションのようなもので加入必須なものではありません。主契約は、入院給付金や手術給付金をメインにした基本的な保障内容のものが多く、外すことができないものです。主契約も特約も会社によって内容や金額も異なるので、主契約と特約どちらに重点を置くかで保障の厚みも変わってきますよ。

主契約は最低限、気になるところは特約でしっかりと保障するなど、特約を駆使すれば賢く契約できます。

特約を付けるメリットって?

主契約の医療保険だけではなく、特約を付けるメリットは主に4つあります。

  • 主契約だけでは補いきれない幅広い保障を受けることができる。
  • 保障内容を上乗せできる。
  • 保障の内容が明確なので管理しやすい。
  • 健康状態に関係なく更新できることも多い。 保障が手厚くなる分もちろん月々支払う金額は増えるものの、賢く特約を付けることができればメリットが多そうですよね。

主な特約の種類

さて、特約と言ってもいったいどのようなものがあるのでしょう。特約は一般的に主契約では補いきれない専門的や重度の病気に対する保障として付けます。 例えば、成人病の特約だとがんや糖尿病で手術や入院した際、給付金が支給されます。それ以外に最近注目されているのが、三大疾病の特約や女性特有の病気に関する特約です。

主契約でも保障されるケースもありますが、不安な点がありより手厚い保障を付けておきたい場合は特約でカバーしておくといざという時に安心して治療に専念できますよね。 他には、退院後も通院を保障してくれるや先進医療に対する特約、そして抗がん剤治療を保障してくれる特約、ベッド代の差額代や個室対応への保障特約など細かい内容の特約も登場していますよ。

病気や治療に直接関係する特約だけではなく入院生活を快適に過ごすための特約もあるのです。時代やニーズに合わせ新しい内容の特約が各社から出ているので、日々チェックしておくと良さそうですね。

特約を付けるべきかどうか

自分が特約を付けるべきかどうか、どこで判断すればいいか分からないことも多いですよね。 基本的に主契約でメインとなる「入院給付金」と「手術給付金」がある程度ついていれば、特約はさほど付けなくても問題ないと言えます。

ただ、がん家系だったり遺伝だったり不安な点がある場合はそれに併せた特約を付けると良いでしょう。 また女性は女性特有の病気も心配ですよね。年齢に応じ女性特有の病気に特化した特約を付けることも検討するのもおすすめです。特約の加入を考える際は、主契約では全く保障されていない内容の特約を選んで付けてみてくださいね。

特約を付ける際の注意点

特約は1度付けて解約すると同じものを付けることができないことや、再度付ける際に健康告知が必要な場合もあります。告知の結果には付けることができないこともあるので慎重に判断することが大切です。 また心配なあまり特約を付けすぎて月々の保険料が高くなってしまうこともあるので注意してくださいね。

特約のみでの契約はできないので、主契約の医療保険を解約すると特約の保障もなくなります。保険の見直しを検討している方はここも併せて確認してみてくださいね。

特約っていくらくらいするの?

付けておくと安心できる特約。気になるのは月々の保険料ですよね。

例えば全国共済なら、月々+1,000円~がん特約を付けることができます。手軽な掛け金ながらもがん診断給付金として50万円や手術の際も5万円~20万円まで手厚く保障してくれますよ。 がん特約の他、新三大疾病病に対する特約もあります。こちらは月々1,200円~加入することができ、がん・脳卒中・心筋梗塞で入院した際1日あたり5,000円を保障してくれますよ。こちらにもがん診断給付金50万円が付いています。先進医療に対しても保障が利きますよ。月々1,000円台でここまで幅広く保障してくれるのは嬉しいですよね。

特約を上手に使って賢い保険選びを

メインの医療保険に特約を付けることで、いざという時にもお金にことを気にせず治療に専念することができます。メインの医療保険と同様、定期的な見直しをしながら上手く特約も使うと良いでしょう。

そのためには途中から加入できるか・解約できるかも最初に確認することが大切です。特約を駆使して賢く保険選びをしてみてくださいね。