全国共済お役立ちコラム

30代になったら。保険の選び方ってどうしたらいいの?

2019-6-5

最近女性向けの保険商品がたくさん増えてきました。30歳になると周りに結婚する人も増えてきて、自分のライフスタイルや独身・既婚によっても保険の考え方って変わってきますよね。

今回は30代からの女性の病気やそれに伴う女性ならではの保険の選び方を詳しく学んで、全般的な保険を検討する上での足がかりとしましょう!

30代女性の病気

厚生労働省の『平成26年 患者調査』によると、女性特有の病気の患者数は、20代から30代にかけて約2倍に跳ね上がり、全年代を通じてピークに達します。 この結果を踏まえると、女性にとっての30代は女性特有の病気に罹患する確率が高まる時期と言えます。女性特有の病気として代表的なものは、女性特有の部位のがん(乳がん・子宮がん・卵巣がん等)、妊娠や分娩に係わるトラブル、周産期に発生した病態などが挙げられます。 女性特有の病気の場合、治療にかかる費用が他の病気と比べて特別大きいというわけではありませんが、もしかしたらのリスクに備えて保険を考える必要があると言えます。

では、そんな30代女性に必要な保険はどのように選べば良いのでしょうか?ライフスタイルによっても違うので、見て行きましょう。

女性の保険の選び方:30代独身の場合 

30代の独身の場合、女性の保険の選び方はどうするのが良いのでしょうか?

30代で独身の方が保険を選ぶときのポイントは、「“いざというとき”に自分が困らないようにする」ということです。 いざという時というのは、例えば、病気やケガで入院・手術をして医療費がかかったり、仕事ができなくなり収入が減ったりすることです。

独身で仕事を一生懸命していると、なかなか大きい病気や手術、働けなくなった時を想像するのは難しいかもしれませんね。しかしいざという時に保険をかけている方もいらっしゃるようです。もしも自分に万が一のことがあったときに備えて、最低限の「死亡保険」は用意しておいたほうがいいでしょう。 独身の方も死亡整理金として最低限200万円~300万円程度の死亡保険を用意している方もいるので、ぜひ参考にされて見てくださいね。

女性の保険の選び方

30代既婚の場合 結婚している方の保険の選び方の大前提は、「“いざというとき”に自分と家族が困らないようにする」ということです。 既婚女性でも、様々なライフスタイルの方がいらっしゃると思います。例えば、1.仕事をして収入を担っている方。2.家事をして家庭を支えている方。3.子どもがいる方。それぞれごとに見て行きましょう。

1.仕事をして収入を担っている方仕事をして収入を担っている方は、病気やケガをしたときの医療費や収入減に備える「医療保険」と「就業不能保険」、そして万が一のことがあったときに残された家族が生活に困らないようにお金を用意できる「死亡保険」については、手厚く用意しておいたほうが良いと言えそうです。というのも、働けなくなる=家事もできなくなる可能性がある、ということでそれを支えてくれる家族のことも考える必要があるからです。

2.家事をして家庭を支えている方は、最低限の「医療保険」と「死亡保険」をしっかり用意しておく必要があります。というのも、家事をして家庭を支えている方が病気やケガで入院・手術をした場合にも、当然医療費がかかってきます。最低限の自分自身のフォローができる保険というのは考えてみる必要がありそうです。

3.子どもがいる方は保険で「子供の教育資金の貯蓄」と「両親に万が一のことがあったときに子どもに負担をかけないための準備」をしておくと安心です。子どもには養育費が意外にかかってきます。一定期間のあいだ保険料を支払う代わりに満期や解約のタイミングでまとまった保険金を受け取れるタイプで、その保険金を子供の教育資金に充てることができます。支払った保険料よりも受け取る保険金の方が多くなることが一般的で、着実かつ効率的な教育資金の準備方法として活用する方もいらっしゃるようです。

いかがでしたでしょうか。30代女性それぞれのライフスタイルや状態によって、保険の考え方・選び方を考える必要があるということがわかりますね。

民間の保険だけではなく、共済保険についても把握しておこう。

民間保険と異なり、共済保険の最大の特徴は「営利を目的としていない」ということです。そのため比較的掛け金が安かったり、余剰に積み立てられた保険料の割戻金があったりもします。今回は簡潔な説明にとどめますが、民間の保険だけではなく、共済というのも選択肢にあることを認識しておきましょう。

女性の保険について正しい理解をして、保険選びをしましょう

30代ならではの女性の保険の選び方について理解は進んだでしょうか。女性の保険は女性特有の病気に対しての保険ですから一度検討してみると保険全般の理解もより深まるので良いでしょう。その際は共済も選択肢に入れてみましょう。選択の幅を広く持つことは、保険選びにおいてとても大事になります。検討段階で迷った時は、今回の記事ならびに前回の記事を読み返して、そもそもの保険の意義から振り返ってみるのも良いですね。