全国共済お役立ちコラム

女性のための保険も貯蓄型を選ぶべきなの

2019-6-8

みなさんは貯蓄型の保険についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
どの種類の保険でも決めなくてはいけないのが「掛け捨て型」なのか「貯蓄型」なのか、ですよね。
どちらが良いのかはそれぞれのライフスタイルや重視する点で変わっていくので、保障の内容を理解し判断することが大切ですよ。
今回は貯蓄型の保険について細かく説明していきます。

掛け捨て型と貯蓄型の違いって?

まずは掛け捨て型保険と貯蓄型保険の違いを確認しましょう。名前の通りではありますが、意外と知らないことも多いかもしれません。

掛け捨て型は、解約時や満期でもほとんどお金が戻ってこない保険です。これだけ聞くと、あまり良くないように思えますがメリットももちろんありますよ。例えば掛け捨て型のおすすめポイントとして、保険料が安いことが挙げられます。お金が戻ってこない分、月々の保険料を安く必要な保障をそれなりに手厚く付けることが可能です。比較的少ない保険料でしっかりとした保障を受けることができるので万が一のための死亡保障などにも適していますよ。

対して貯蓄型は、長い期間保険料を払い万が一の時に備えながらお金を貯めることができます。積み立て型とも呼ばれますね。貯蓄型保険は解約した時に支払った保険料よりも多い額が戻ってきますので、保険に対し貯蓄の機能も期待しているなら断然貯蓄型がおすすめです。貯金が苦手な方は貯蓄型保険を利用すれば自然にお金が貯まりますよ。

ただ、貯蓄型保険は月々の保険料が高額になる可能性があります。更に早い時期に解約すると支払った金額より少ない金額しか返ってこない元本割れが起きることがあるので注意が必要です。 掛け捨て型が良い、貯蓄型が良いなどと一概には言えませんが、保障内容によってタイプを分けることが正しい選択と言えます。

貯蓄型の女性保険

掛け捨て型保険と貯蓄型保険の簡単なメリット、デメリットが分かったところで、女性特有の病気に特化した保険について説明します。いわゆる女性保険は、必ずしも加入しなくてはいけない保険ではありません。しかし通常の医療保険では保障されない女性特有の病気もしっかりと保障してくれるので、できれば入っておきたい保険ではあります。例を挙げると、乳がんや子宮頸がんなど女性なら誰でもかかりうる病気まで手厚くカバーしてくれますよ。病気だけではなく妊娠に際し、何かあった時も保障の対象になる場合もあります。

女性保険は、通常の医療保険に特約として追加できるものもありますし、貯蓄型もあります。例えば貯蓄型の女性保険の上手な使い方は、妊娠・出産をし、子育てが一段落する60歳あたりを解約目安とし短期で保険料を払い込んでおくことです。毎月の保険料は上がる傾向にあるため、金銭的に余裕がある方には向いていると言えます。 注意しておきたいのが貯蓄型の女性保険は、入院給付金の受け取りの有無によって戻ってくる お金が変わるということです。入院給付金を受け取った場合は、その分差し引いて戻ってきます。一般的な貯蓄型の医療保険に比べてお金が増えて戻ってくることも少ないことがあります。病気にかからないと保険金を受け取ることができませんが、それは医療保険も女性保険でも一緒です。病気にかからなければその分の保険料は戻ってくるので貯蓄型の保険は損をすることは少ないでしょう。加入前にしっかりと確認しておくことが大切ですよ。

保険選びはライフプランと照らし合わせて

貯蓄型も掛け捨て型もそれぞれにメリットデメリットがあります。保障の内容によっても合う合わないがありますので一概にどれが良いと決めることはできません。ただ保険料が安いだけだと保障内容に不安を感じるかもしれませんし、手厚くすればその分保険料は上がります。支出のバランスを上手く考えご自身のライフプランと照らし合わせた保険選びをすると良いでしょう。 また、今回は触れませんでしたが保険には終身型と定期型という種類もあります。終身型は保障が一生涯続き、定期型は予め期間が決まっている保険です。こちらも含めると保険選びの幅が広がりますので、よりご自身に合った保険を見つけることができるかもしれませんよ。