入院や手術に備える手術共済金ってなに??

手術共済金は、病気の治療を直接の目的とする手術や、共済の申込日の翌日以降に発生した不慮の事故によるケガの治療を直接の目的とし、その事故日から180日以内に手術を受けた時、共済期間中にご契約のしおりに記載の「手術支払割合表」
に定める手術を受けたときにお支払いの対象となります。
ただし、診断、検査のための手術や美容目的の手術等のように病気やケガの治療を直接の目的としない手術や弊会が定める「手術支払割合表」に該当しない手術の場合、全身麻酔をして行われる手術や高額な自己負担が求められる手術であっても、対象となりません。
ではもう少し詳しく見ていきましょう。
「手術共済金」はどんな場合に支払われるの?
入院の有無にかかわらず保障期間内に発病した病気や発生した事故(ケガ)の治療を直接の目的として所定の手術を受けた場合、診療報酬点数(1,400点以上が対象)に応じて手術共済金をお支払いします。(一部お支払いの対象とならない手術があります。)
なお、麻酔などの診療報酬点数は含みません。
なお、1回の手術の中で複数種類の手術を受けた場合や1日のうちに複数回の手術を受けた場合、最も支払金額の高い1種類の手術を受けたものとみなして手術共済金をお支払いします。
手術共済金のご請求にあたっては、所定の診断書等手術の内容を記載した書類をご提出いただきます。
また、新生物根治放射線照射、ガンマナイフ等による定位放射線治療または密封小線源療法の放射線治療についても当組合の定めにより手術共済金が支払われます。
※「新がん特約」は保障期間内に診断確定されたがん、「新三大疾病特約」はがんの他、保障期間内に発病した心筋梗塞または脳卒中の治療を直接の目的として保障期間内に手術を受けた場合が対象となります。
■手術共済金のお支払い例
お支払いできるケース
・器械、器具を用いて生体に切開、切断、結紮、摘除、郭清、縫合などの操作を加えた
・虫垂炎切除術
・椎間板ヘルニア切除術
お支払いできないケース
・骨折による非観血的整復術(ギプス固定等)
・美容整形手術
・抜歯手術
がんによる手術共済金の支払は一回のみ??
がんの治療を目的として所定の手術(診療報酬点数が1,400点以上)を受けた場合は、何度でも手術共済金をお支払いします(一部お支払いの対象とならない手術があります)。また、新生物根治放射線照射などでも、お支払いの対象となる場合がありますのでお問い合わせください。
※「熟年 新がん特約」についても同様です。
日帰り手術が保障対象となる県民共済のプラン一覧
日帰り手術が保障される共済プランを一覧で解説します。
日帰り手術でも、以下の3つのプランなら保障がもらえます。
A) 「新型・県民共済」
B) 「医療・生命共済」
C) 「こども共済」
「こども共済」の手術保障は、入院手術か外来・通院手術かでもらえる金額が変わりません。日帰り手術になっても安心です。
一方の「新型・県民共済」「医療・生命共済」は、入院か外来・通院かが重要です。
請求したい日帰り手術が
入院中の手術とみなされる?
外来・通院での手術とみなされる?
この違いでもらえる金額が変わります。そのため、こちらも入る際には事前に質問しておくことをおすすめします。
医療特約の「先進医療共済金」とは??
「先進医療」とは、療養を受けた時点において、公的医療保険制度の法律に定められる評価療養のうち、厚生労働大臣が定める先進医療(先進医療ごとに厚生労働大臣が定める施設基準に適合し、届出が受理された病院または診療所において行われるものに限ります)をいいます。公的医療保険制度(健康保険など)の給付対象ではない新たな医療技術のため、先進医療にかかる費用(技術料)の部分は公的医療保険制度の適用を受けられません。治療は患者が希望し、医師が必要性と合理性を認めた場合に行われます。
100万円以上の高額負担になるケースもあり、医療特約では上記の先進医療の自己負担分に応じて支払限度額の範囲内でお支払いします。
帝王切開手術をした場合、共済金はおりるの??
コープ共済は、女性にとってもメリットの多い商品を備えており、妊娠中の女性にとっても加入を検討しやすい共済の制度となっています。
コープ共済の商品の中でも、たすけあい女性コースは、女性や、とくにこれからママになろうとする人にとっても、やさしい、メリットのある商品となっています。
妊娠した後に、妊娠中のいろいろなりクスについて不安になり、保障について検討する人も多いと思います。また、妊娠中は、なかなか保険にも加入しづらいのでは、と考える人もいるでしょう。
ここでは、
コープ共済には妊娠中でも加入を検討できる商品がある
帝王切開など、女性ならではの病気への保障が手厚い
といった内容でご説明していきます。
■コープ共済は妊娠中でも入れる保障がある
コープ共済のたすけあい女性コースは、妊娠中でも入ることができる商品です。
通常の入院・手術・ケガの保障にプラスして、女性特有の病気についても手厚くサポートしてくれる商品となっています。
また、帝王切開や子宮筋腫のような女性特有の病気だけではなく、白内障や胆石症のような女性がかかりやすい病気に対しての保障も手厚くなっています。
保険商品の中には、告知内容に「妊娠中であるかどうか」といった内容が含まれていることもあり、妊娠中の女性は保険に入れないのではないか、と思う人もいるようですので、妊娠してから「保障を考えたい」といった人には、嬉しい商品となっています。
なお、正常分娩であった場合は、共済金はおりません。
まとめ
いかがでしたか。いざ手術や入院となった時の不安解消に繋がりましたでしょうか。
医療保険に入った方がいいとは聞くけど、毎月の保険料の負担が厳しい…という人は少なくありません。こういった方に知ってほしいのが県民共済です。
医療費は1回にかかる金額が高くなりがちなので、毎月少しの掛け金で万が一の医療費サポートを準備しておくと安心ですね。