全国共済お役立ちコラム

持病があっても入れる保険って?

2021-9-1

保険に加入するには一般的に、保障の対象となる被保険者は健康状態を告知し、それぞれの保険会社が定めた引受基準である健康状態を満たさなければなりません。しかし、持病や既往歴がある方の中には保険会社の健康状態の基準を満たせるはずがないと勝手に判断し、そもそも保険の加入や見直しを諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。ですが、持病や既往歴がある人でも、加入できる保険があります!この記事では、そんな持病や既往歴がある方でも加入できる保険について紹介していきます!

そもそも持病とは?

一般的に「持病」とは、なかなか治らない病気のことを指し、慢性的なものや、長期にわたる継続的な治療を必要とする病気のことを言います。病気の種類によっても、保険への加入のしやすさは異なってきます。保険に加入する際に影響を及ぼす持病の代表的なものとして、以下のようなものがあります。

■通常の保険でも加入できる可能性がある持病

高血圧、高脂血症、胃潰瘍、喘息

■通常の保険への加入は難しいが、他の保険なら加入できる可能性がある持病

がん、心臓病、肝硬変、糖尿病(合併症あり)、腎不全

 

持病があっても入りやすい保険の種類は4つ!

持病や既往歴があっても加入しやすい保険は主に4種類あります。

それでは、それぞれの保険について、メリット・デメリットも踏まえて、詳しくみていきましょう。

  • 特別条件付きの通常保険

健康状態によっては持病があっても「条件付き」で通常の保険に入れるケースがあります。条件付きとは、「特定の病気や身体の特定部位に対しては保障しない」などの契約のことです。つまり、経験がある病気やその病気に関連する特定部位については保険金・給付金を受け取ることが出来ないという事です。しかし、それ以外の病気やケガをした場合は、通常の保険と同様に保障の対象となります。保障を受けられない期間など細かい条件は保険会社によって異なるため、条件をよく確認することが大切です。

【メリット】

・特定の病気や部位以外は、通常の保険と同様の保障が受けられる

・「引受基準緩和型保険」や「無選択型保険」と比較すると保険料が安い

・保険商品の選択肢が豊富

【デメリット】

・条件が付いている期間は、持病が再発したり悪化しても保障対象外

・条件が付く期間が一定期間だけの場合もあれば、契約期間中ずっと条件が付く場合もある

 

  • 引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、加入する際に保険会社へ告知する項目が少なく、引受基準も緩いので、持病がある方でも加入しやすい保険です。

【メリット】

・告知内容が易しいため、病気があっても比較的加入しやすい

・持病の再発や悪化も保障の対象になる

【デメリット】

・一般的な保険と比べて保険料が割高

・加入後1年間は保障が半額になるなど、削減期間がある

・一般的な保険と比べて保険商品の選択肢が少ない

 

  • 無選択型保険

無選択型保険とは、一般的な保険や引受基準緩和型保険で必要だった告知や審査の必要がなく、健康状態や年齢に関係なく加入できる保険です。

【メリット】

告知や審査がないため、引受基準緩和型保険を断られた方でも加入できる

【デメリット】

・他の保険と比較して、圧倒的に保険料が高い

・他の保険と比較して、保障内容が限定的

・保険商品の選択肢が圧倒的に少ない

・持病の再発や悪化は保障対象外となることが多い

 

  • 少額短期保険

少額短期保険とは、一定の事業規模の範囲で保障が設定される保険のことです。

具体的には、「保険業のうち一定の事業規模の範囲内で保険期間1年以内(損害保険などの第二分野では2年)の保障性商品の引き受けを行う事業」のことを指します。

一般的な保険とは異なり、以下のように保険金額に上限が設定されています。

1.死亡保険:300万円以下

2.医療保険(傷害疾病保険):80万円以下

3.疾病等を原因とする重度障害保険 :300万円以下

4.傷害を原因とする特定重度障害保険 :600万円以下

5.傷害死亡保険・傷害死亡保険:300万円以下

(調整規定付き傷害死亡保険の場合は、600万円)

6.損害保険:1,000万円以下

7.低発生率保険:1,000万円以下

【メリット】

・日常的なリスクに低単価で備えられる

・ニッチなニーズに応える商品が多い

・短期間だけ補償が欲しい場合に便利

【デメリット】

・保障範囲が他の保険に比べて限定的

・保障金額の上限が決まっている

・保障期間が限定的

・保険会社が破綻した場合、契約者に対する補償がない

 

まとめ

いかがでしたか?このように、入れる保険の種類は限られますが、持病や既往歴がある方でも加入できる保険はあります。それぞれのメリット・デメリットを十分に理解したうえで自分にとって最適な保険を契約し、病気に対する不安を解消しましょう。