全国共済お役立ちコラム

生命保険を考えている女性はいますか?女性の生命保険の必要性について!

2020-4-7

女性の場合、結婚や出産などのライフイベントを機に、生命保険に加入しようと考える方もいると思います。しかし、女性が生命保険の加入を考えるとき、自分の生活環境がどのようなものなのかを明確にすることが大切です。
今回は、共働き、専業主婦、独身女性、シングルマザーのそれぞれにとって、どのようなプランを選ぶのが良いのか一緒に考えてみましょう!

共働きの場合

共働きの場合は、夫にも収入があるので、死亡保障が必要かどうかはケースバイケースとなることが多いです。
収入がなくなることによって家族の生活が成り立たなくなるケースの場合は生命保険に加入する必要性が高いと言えるでしょう。そうでなくても、子どもの養育費や学費には大きな資金が必要であり、妻が亡くなった後に夫1人の収入でそれを支えていくことを考えると、死亡保障を付けておく必要性は十分にあると言えます。

専業主婦の場合

専業主婦の場合は、亡くなったとしても家計の収入が大きく減ることはありません。ただ、死亡時には葬儀関連費と遺品整理に数百万円かかります。しかし数百万円であれば、貯蓄と公的な健康保険料で賄えることがほとんどです。
しかしながら、子どもが小さい場合には、残された夫は家事に加えて保育園や幼稚園の送り迎えなどもこなしながら仕事を続ける必要があり、場合によってはシッター代や家事代行代などの費用が別でかかってしまい、経済的な負担は大きくなります。これらの費用は、短期間で大きな金額になるわけではありませんが、家族の生活を支える費用として長期的に必要になるケースが多いです。
専業主婦は多額の死亡保険を準備する必要性は低いですが、万が一に備えて保障を付けておくと安心です。

独身女性の場合

独身女性が死亡した場合に必要な費用を見てみましょう。
独身女性が死亡した場合、必要になる費用は葬儀関連費と住居の退去にかかる費用のみとなります
葬式を行うためには、規模にもよりますが130万円から200万円程度の費用が必要です。
さらに、独身女性が死亡した際には、住んでいた部屋の片付けを誰かが行わなくてはなりません。専門的な業者に清掃を頼んだ場合、部屋の広さにもよりますが約10万円~20万円の費用がかかります。
葬式にかかる費用と遺品整理の費用を合わせると、約140万円~220万円必要です
数百万円の費用であれば、貯蓄と公的な健康保健料で賄えることができる場合がほとんどで、数千万円単位の死亡保障金を準備する必要はありません。したがって、独身女性の場合は生命保険に加入する必要性が低いと言えます。
しかし、独身女性のなかには老後の資金について不安に思う方が多いのも事実です。その場合は、貯蓄型の保険に加入し、積み立て目的で活用するのもひとつの方法です。

シングルマザーの場合

小さな子供を持つシングルマザーの方は生命保険に加入する必要性が高いです。
働きながら子育てを行う女性が亡くなった場合、葬儀関連や遺品整理にかかる費用、子供が生活をしていくための費用、将来的に子供が進学するための費用などがかかります。
これらの費用を貯蓄と公的な健康保健の給付金だけで賄うことは難しいです。
シングルマザーの女性が生命保険に加入する際には、充実した死亡保障が得られ、保険料が高額になり過ぎないことが大切です。
シングルマザーの女性が保険に加入する際には、一生涯に渡って保障が得られる「終身保険」
または保険料を確実に積み立てることができる「養老保険」を選ぶのがおすすめです

終身保険や養老保険は、死亡保障が確実に受けられ、積み立てをしながら保険効果を得られ、満期になると高額な給付金を受給でき、シングルマザーに嬉しいメリットがたくさんあります。しかし、一方で保険料が高額になりやすいので、保険に契約をする際には、支払いプランについてよく考えることが大切です。

自分に必要な保障を明確にしましょう!

これまで見てきたように、すべての女性に生命保険の加入が必要なわけではありません
したがって、何も知らずに生命保険に加入してしまうと、支払った分の保険料が無駄になってしまう場合もあります。
生命保険の加入を考える女性は、まず自分の生活環境がどのようなものなのかを把握し、どのような保障を保険から得たいのかを考えましょう。