子どもが産まれたら一度は考えておきたい保険について!

子どもが産まれたら考えておきたいことの1つに保険があります。
保険とひとくちに言っても種類は色々あり、どんな保険に入ればよいのか分からないといった方も多いと思います。
子どもの保険は不要という意見も少なくないので、さらに迷ってしまいますよね。
今回は子どもが産まれたら考えておきたい保険について、ご案内していきます。
そもそも子どもが産まれたら保険に入る必要はあるのでしょうか?
子どもを妊娠・出産すると、子どもの保険をどうするかと考えるかと思います。万が一の事故や病気に備えた医療保険や入院保険、生命保険のほか、将来に備えた積立型保険などその種類も様々あります。
一般的には加入するのが当たり前と考えがちですが、必ずしも保険に入らなければならない訳ではありません。家計の負担とならない程度に、最低限の保険を選ぶことが大事になってきます。
子どもが産まれたら保険を考える前にまず家計の見直しを!
保険に加入する前にまず考えたいことは家計の見直しです。特に毎月かかる固定費については、あらためて見直してみると良いでしょう。親に万が一の事が生じた場合、残された家族への経済的な負担は大きくなります。特に子どもが小さいうちは、両親の生命保険について前向きに考えてみると良いかもしれません。
とは言え子どもの保険料で家計を圧迫してしまうのは本末転倒です。まずは家族全員のもしもの場合に備えて収入の3~6ヶ月分を貯金しておくのが理想的でしょう。
子どもが生まれたときに検討する保険を詳しく見ていきましょう!
子どもが生まれた場合に、検討する保険として、生命保険と医療保険が主として挙げられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
子供向けの生命保険は多くありますが、生命保険とは本来、経済的損失を補うためのものです。子どもの葬儀代を準備できる点などから、少ない保険料で必要な時期に大きな保障を得ることができる、掛け捨て型の生命保険に加入しておくことを考えても良いでしょう。
万が一子どもが亡くなった場合など、考えたくもない話ではありますが、思わぬ事故にあってしまい子どもが亡くなるという可能性はゼロではありません。親にとっては経済的なダメージよりも、精神的なダメージの方が大きいことでしょう。実際に子どもが亡くなった場合にも、大人と同じように葬儀代などの費用がかかります。
もし子どもが亡くなったとしても、家計に損失を与えるほどの収入を得ている子どもは、ほぼいないと思います。そのため生命保険に加入するにしても、葬儀代など実費がかかる部分だけに備えて最低限の保険に加入しておけば問題はないと言えるかもしれません。
医療保険と子ども医療助成金についてチェックしておきましょう!
医療保険にも様々な種類があり、子ども専用の保険のほか一般の医療保険に子ども用のアレンジを加えたものなどもあります。ただし、ほとんどの自治体で、子どもの医療費を無料とする医療費助成制度が設けられています。
生命保険会社の医療保険は、病気やケガで入院や手術をした際に、かかった医療費や個室を利用した場合の差額ベッド代などを補うことを目的とした保険です。
基本的に、ただの通院であれば給付対象外の場合となるケースが多いです。 各自治体では、子ども医療費助成制度があり、内容は自治体によって異なりますが、15歳までの子どもは、けがや病気で病院を利用した際の医療費が無料もしくは減免されます。この助成制度により、突発的な子どもの医療費については、心配する必要がありません。
上記の理由から、子どもの医療保険については不要と言われることも少なくありません。ですが、子どもが入院した場合には、個室の利用や、親が付き添いで病院に泊まることになったりして、助成の適用外となる費用も発生する可能性があります。両親どちらかが仕事を休まなければならない事も想定されるので、貯畜があまりない場合は、月額1,000円程度で加入できる掛け捨ての医療保険を利用すれば安心につながるでしょう。
子どもが産まれたらは 家計の見直しと保険の検討を始めよう!
子どもの保険を選ぶ際は、まず家計を圧迫せずに、必要最低限の保障が受けられる内容のものを選択するのが良いでしょう。医療費助成制度など、自治体や公的な保険でカバーでできる範囲も広いので、必ずしも民間の保険に加入する必要はないかもしれません。
他にも積立型の保険もあったりしますが、基本的に返戻率があまり高くないので、できることなら、その分を貯金や投資などをして、地道に貯めた方が良いでしょう。保険のために生活水準を下げることのないように、保険料はできるだけ抑えつつ、必要な保障だけ受けられるような保険選びをできると良いですね。