全国共済お役立ちコラム

女性の生命保険はどう選ぶ?

2020-1-7

男性と女性で生命保険を選ぶ基準は変わってきますよね。あなたは今入っている生命保険をどのような基準で選びましたか?

なんとなくで選んでいる方も多いかもしれません。生命保険は国民の大多数が入る、保険の中でも重大な柱とも言える保険の1つです。

そう考えるとより慎重な生命保険選びが大切です。今回は女性の生命保険の選び方や加入のタイミングを解説していきます。

生命保険の必要性

まずは、生命保険の必要性を改めて確認していきましょう。たまに生命保険は不要と言う方もいますが、実際のところどうなのでしょうか。

生命保険は万が一のことがあった時、残された家族にお金を残すための保険でもあります

家族の中で自分自身が家族の経済面を支えている場合、かなりの資産がある場合を除き、大多数の人は必要なことが分かります。仮に独身だったとしても、自身の収入で兄弟や親せきなどを支えている場合加入した方が良いでしょう。 他にも生命保険を上手く活用できる方法があります。

例えば、老後の資金を貯めるためです。生命保険の中でも終身保険には貯蓄性があるため、自然と長期に渡り貯金することができます。

また、保険料を払い終わったあとに解約すると支払った保険の総額以上の解約返戻金を受け取ることができるんです。生命保険を老後の資金の貯蓄ツールとして使うのもありかもしれません。その他、遺産を確実に渡すためや相続税対策として使うこともできます。

専業主婦の場合は必要?

上記の説明ですと、生命保険は自分が稼ぎ頭の場合必要という話なので専業主婦には要らないように感じます。 ただこういった考えもあります。

専業主婦が病気やケガで入院した場合、その間の家事を普段働きに出ている旦那が仕事を休んで行うこともあるでしょう。それが難しい場合ハウスキーパーなどプロに頼ることもあるかもしれませんね。 家事をすることで稼ぎは発生しませんが、家事をする専業主婦がいなくなった場合のことを想定すると、色々とお金がかかることが予想されます。よって、専業主婦も念のため生命保険に入っておくと安心です。

今回、専業主婦(女性)という体でお話しましたが、男性が専業主夫として家事をしている場合も同じことが言えます。

女性が生命保険に入るタイミングって?

生命保険の必要性が分かったところで、女性の場合いつから生命保険の加入を意識すべきなのか、年齢別に見ていきましょう。

  • 20代

20代のうちは金銭面のことも考えると生命保険の加入は必須とは言えません。それよりもがん保険や就業不能保険などに加入すると良いでしょう。 ただ、結婚して子どももいる場合は加入を検討した方が良いかもしれません。もし加入するなら月々の保険金が安いライトなプランで問題ないです。

  • 30代

30代女性の保険選びは、ライフスタイルによって大きく変わります。結婚しているか、独身なのか、養う親や兄弟はいるのか、家は持ち家かなど様々な視点から考える必要がありますね。 独身の場合、ケガや病気をした時自分自身が困らない程度の貯蓄があるのであれば、生命保険ではなく医療保険でまかなうという手もあります。結婚している場合は、30代から生命保険の加入を検討し始めても良いかもしれません。実際の加入は30代後半や40代だったとしても、焦らないように情報を集め始めたり比較したりすることが大切です。

  • 40代以降

40代になると病気やケガのリスクもグンと上がってきます。女性でも急なケガや病気に備え生命保険に加入する人が増えてきますよ。とは言ってもあれもこれもと付けているとかなり保険料が高額になり、不要な保険も出てきます。

医療保険やがん保険に既に入っているならば、生命保険加入前に併せて見直しすると良いかもしれません。 上記から、女性でも30代後半~40代が生命保険への加入を検討する目安と言えますね

女性の場合生命保険の何を重視する?

さて、女性は何を重視して生命保険を決めれば良いのでしょうか。主に以下の項目が挙げられます。

  • 月々の保険料
  • 貯蓄型か掛け捨て型か
  • 女性特有の病気に対する保障はどうか

この3つをメインに考えると自身の収入にあった必要な生命保険が見つかるでしょう。

特に女性特有の病気に対する保障が付いているかという点は確認すべき大切な項目です。1つの保険で女性保険もまかなえたら管理も楽ですよね。加入している生命保険があったらぜひ1度チェックしてみてください。

生命保険に入る理由は様々

ただ保険金を受け取るというだけではなく、生命保険に入る意味はいくつかあることが分かりました。また、主に男性に目が行きがちな生命保険は女性にとっても大切だとご理解頂けたと思います。

入る・入らないは別として、早い段階で見積もりや保険の種類を知っておくとのちのち スムーズかもしれませんね。生命保険の種類は数年ごとに変わるので定期的な見直しも大切です。