全国共済お役立ちコラム

脳卒中は症状とそれに備えた保険について知識を身につけましょう!

2019-11-1

脳卒中という病気について一度は聞いたことがあると思います。脳卒中の患者数は現在約150万人といると言われており、年間25万人以上が発症しているとされています。
脳卒中は日本の三大疾病のひとつに数えられており、がん、心臓病に次いで日本における死因の第3位となっています。なんと、全医療費の1割近くが脳卒中診療に費やされているとも言われています。高齢者の増加や、生活習慣病の増加により、脳卒中になってしまう人は今後ますます増えることが推測されています。
今回はそんな脳卒中の症状とそれに備えた保険について紹介していきますので、万が一のために知識を身につけておきましょう!

脳卒中とは何が原因でどうなってしまうのでしょうか?その症状について!

脳卒中とは、脳の血管が詰まったり破れたりしてしまい、脳の血管に障害を起こす病気を指します。その大半は前触れもなく突然発症するので、とても怖いですよね。

脳卒中にはいくつか種類があり、脳の血管がつまる「脳梗塞」、脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」が挙げられます。

脳卒中の種類についてもう少し詳しく見ていきましょう!

脳卒中のなかでも患者数が多いといわれているのが脳梗塞です。脳梗塞とは、脳の血管がつまることで脳に栄養が運ばれなくなってしまい脳の組織が死んでしまう病気です。

脳梗塞の場合、脳の組織が死んでしまった部分によって、その箇所の機能に応じた症状が出てきます。

例えば、運動機能を司っている場所が障害を受けると、手足の麻痺が起こる可能性が高いです。脳出血とは、脳の血管が破れてしまうことにで脳の中で出血が起こり、脳の組織が壊されてしまう病気です。脳梗塞と同様に、脳の障害された場所が司っている機能に応じた症状が出てきます。

くも膜下出血というのもよく聞きますよね。くも膜下出血とは脳動脈瘤と呼ばれる血管にできたコブのようなものが破裂することで脳の表面に出血を起こす病気です。その特徴として急激な頭痛を生じることが多く、緊急の処置を必要とする場合が多くあります。

脳卒中の種類によってそれぞれ違った症状が出るので注意が必要!

脳卒中とひとことにいっても先に説明した種類によってその症状は様々です

脳梗塞や脳出血では、障害された脳の場所が司っている機能に応じた症状が現れます。

例えば、運動機能を司る箇所に障害が起きると、その脳の箇所の反対側の手足に麻痺が生じたり、顔面や舌の麻痺によって、ろれつが回らなくなったりすることがあります。また、言語機能を司っている中枢神経が障害を受けると、失語症といって、うまく話すことができなくなったり言葉を理解することができなくなったりする場合があります。

くも膜下出血の典型的な症状は、突然起こる激しい頭痛と吐き気、嘔吐です。重症の場合、突然意識を失ってしまったり、外からの刺激に対しても反応がなくなる昏睡状態になってしまうこともあります。

脳卒中は、多くの場合、前兆なく突然症状が現れます。軽い頭痛、目が見えづらくなる、物が二重に見えるなどが脳卒中の前兆症状のケースもあります。

例えば、本格的な脳動脈瘤の破裂の前に、脳動脈瘤からわずかに出血が生じた場合には、軽い頭痛が起こることがあります。

また、脳動脈瘤が生じた場所によっては、脳の神経が圧迫され、片方の瞼が下がったり、物が二重に見えたりするなどの症状が現れることもありますので、注意しましょう。

そんな怖い脳卒中に備えた保険はあるの?万が一のための保険のすすめ

これまで脳卒中の症状について説明してきました。治療を長く要することにもなる恐い病気です。そんな脳卒中に備えた保険があるので紹介していきましょう。

脳卒中は三大疾病のひとつです。三大疾病とは、ご紹介してきた脳卒中、そしてがんと心筋梗塞のことで、これらを保障する保険のことを三大疾病保険といいます。

通常の医療保険、生命保険よりも三大疾病に特化しており、保障を手厚くなっています。 脳卒中の場合は、保険期間中に発病し、その疾病により初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて「60日以上、言語障害、運動失調、麻痺などの他覚的な神経学的後遺症が継続」したと診断されたときが対象になります。

脳卒中は、入院日数の平均が89.5日と長いため、脳卒中と診断され給付金が受けられることは安心につながります

三大疾病一時金でまとまったお金を受け取れるのが強み!

三大疾病一時金は、三大疾病で決まった条件を満たす状態になったときに、100万円、200万円、300万円など一時金としてまとまったお金を受け取れる保障です。

脳卒中は症状が重くなる傾向があり、入院や手術だけでなく、その後の通院、リハビリなど、中長期にわたって費用がかかる可能性があります

その点を考えると、早い段階でまとまったお金を受け取れるこのことは、大きな備えとなります。

脳卒中の症状をあらかじめ把握して、自分に合った備えをしましょう

今回は脳卒中の症状とそうなってしまった場合にカバーするための保険をご紹介してきました。脳卒中の症状は非常に重くなることが多いです。治療費等に備えるためにも保険を前向きに検討しましょう。