全国共済お役立ちコラム

脳卒中と共済について

2019-11-8

脳卒中のための保険について、みなさんは考えたことがありますか?脳卒中は、がん・心筋梗塞に並ぶ三大疾病のうちの1つ。三大疾病のための保険は各社から登場していますが、共済でこれらの病気を保障してくれるのが共済の三大疾病特約です。
三大疾病特約を付けることで、通常の保険ではカバーしきれない部分まで手厚く保障してくれますよ。
今回は他の保険と比較しつつ、共済の三大疾病特約にフォーカスをあて説明していきます。

各社の三大疾病保障って?

早速A社の三大疾病保障の内容をチェックしていきます。こちらの保険の特徴は以下の通りです。

  • 脳卒中、がん、心筋梗塞いずれにかかっても一時金として「三大疾病保険金」を受け取ることができる。
  • 解約した場合、契約時の年齢や経過年数に応じて解約払戻金がある。
  • 万が一の場合も保障。(三大疾病に限らず)
  • 加入している限り一生涯保障が続く終身型保険

こちらの内容で、30代男性の場合月々の保険料は約5,000円です。50代になると約9,000円、60代になると12,000円越え。かなり手厚く、共済にはない保障内容もあります。払い戻し金があることも魅力的ですが毎月この金額を払うのは家計の負担にならないか少し不安な部分もあります

ただ、備えておくことに無駄なことはないので支払いに余裕のある方は良いかもしれませんね。

共済の三大疾病特約

続いて、都道府県民共済の三大疾病特約について確認していきましょう。

今回は東京都のケースで説明します。まず共済の特約は主契約ありきのオプションのようなものなので、主契約に加入していることが条件になります。

脳卒中を含む三大疾病の保障のことは「新型三大疾病特約」と呼び、月々の掛け金は1,200円と2,400円の2種類です。

掛け金の形態がシンプルで分かりやすいところも共済の特徴の1つですよね

もちろん掛け金によって保障の内容は変わってきます。 まずは主契約+1,200円で月々加入できる「新三大疾病1.2型特約」から見ていきましょう。主な保障内容は以下の通りです。

  • がんと診断されたとき50万円のがん診断共済金を受け取ることができる。
  • がん、心筋梗塞、脳卒中によって入院した場合、1日あたり5,000円受け取ることができる。(入院1日目から)
  • がんの治療によって通院した場合、1日あたり2,500円受け取ることができる。(1日目から60日目まで)
  • 手術することになった際、5万円~20万円受け取ることができる。 (18歳~60歳の場合。60~65歳は金額に変動が有ります。)

入院だけではなく、通院に対しても保障してくれる点はとても心強いですよね。

ちなみに入院保障は、脳卒中と心筋梗塞の場合1日目から124日目までと制限がありますが、がんの場合はなんと支払い日数の限度がありません。三大疾病はどれにかかっても治療にお金も時間もかかります。保障の日数等が異なるとはいえ、1つの特約で3つまとめて保障してくれるのは有りがたいですね。

次に、「新三大疾病2.4型特約」について見ていきます。こちらは、主契約+2,400円で月々加入することができます。こちらの保障内容は以下の通りです。

  • がんと診断されたとき100万円のがん診断共済金を受け取ることができる。
  • がん、心筋梗塞、脳卒中によって入院した場合、1日あたり10,000円受け取ることができる。(入院1日目から)
  • がんの治療によって通院した場合、1日あたり5,000円受け取ることができる。(1日目から60日目まで)
  • 手術することになった際、10万円~40万円受け取ることができる。 (18歳~60歳の場合。60~65歳は金額に変動が有ります。)

保障の内容や日数はかわりませんが、掛け金が倍になることで保障の金額が倍になるイメージです。保障金額が倍になるだけでかなり安心感が増しますよね。

注意したいこと

手軽な掛け金で手厚い保障が受けられる共済の新三大疾病特約ですが、加入するにあたって注意しておきたいこともあります。先ほど、少し触れましたが60歳をさかいに保障の金額が変わること、掛け捨てタイプなこと、保障が65歳で終了すること、そして死亡に関する保障がついていないことです。

終身型の保障を検討されている方にはちょっと内容が変わってくるかもしれませんね。加入までにしっかり確認しましょう。

脳卒中に備えて

一般の保険は、保険料が高い分保障内容も手厚くかなり安心です。ただ、脳卒中に関する保険をひとまず付けておきたい!という方には気軽な掛け金で加入できる共済の三大疾病特約もおすすめですよ。

ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。