高齢になってから保険への加入を検討する必要はある？

その際に気をつけることは？ 年齢とともに病院にいく患者数は増えていきます。厚生労働省の調査では、高齢者と言われる65歳以上で、特に増加傾向が強まります。

このため、高齢になってから保険への加入の必要性を感じることも出てくるでしょう。 高齢者の場合、日本においては高齢者医療保険制度の手厚い公的保障があるため、医療費がそのまま負担になることは少ないかもしれません。

ですが、公的医療保険で対応できない費用として、差額ベッド代、入院中の食費、保険適用外の治療費などいくつかあります。

また、先進医療と言われる高度な治療法も公的医療保険の対象とはなりません。このような時のために、保険で備えておくことも大事になってきます。

高齢者にとって共済保険はメリットばかりの保険って本当？

そこで今回は共済保険についてご紹介をしていきます。特に高齢者の方にとっては有意義な備えとすることができます。 共済保険は保障内容が幅広いという点が特徴です。

基本的に入院・通院をしたときの医療保障から、亡くなったり障害を負ったりしたときの死亡・重度障害保障まで幅広く設定されています。年齢によって加入できるプランが分かれており、医療保障から死亡保障まで全般的にカバーしているため、バランスのとれた保障を備えている点は特徴的です。

高齢者向けタイプの内容について参考例を見てみましょう！

参考として、全国共済の高齢者向けタイプのものを具体的に見てみましょう。全国共済では65歳～69歳の人向けタイプを熟年型としています。

熟年型は、病気・ケガによる入院・通院から死亡・重度障害・後遺障害まで、バランスのとれた保障を得られる内容になっています。

熟年２型の場合、掛け金は2,000円/月で、主な保障は事故入院・病気入院2,500円/日、交通事故死亡200万円、病気死亡100万円となっています。

共済保険のメリットはたくさんある！詳しく見ていきましょう！

それでは共済保険のメリットについて考えていきたいと思います。まず、掛け金がリーズナブルという点は大きなメリットになるでしょう。共済保険は非営利団体によって運営されています。あくまでも組合員同士が、いざというときに助け合うための仕組みという形をとっています。したがって、加入者が毎月支払っていく掛け金の設定は割安になっています。

また、年齢や性別に関係なく掛け金が一律ということも高齢者の方には特にメリットになります。民間保険では、特に高齢者の場合、毎月の保険料が非常に高額になる傾向があります。さらに、定期的に更新のあるタイプの保険だと、若いうちは割安な保険料であっても、将来的に保険料は大きくなってしまいます。しかし、共済保険の掛け金は、年齢や性別、健康状態に関わりなく、コースごとに一律の設定になっています。この点は高齢者にとっては大きな経済的メリットだと言えます。

さらに先述した特徴である保障のバランスが良いことと内容がシンプルなことも高齢者にとっては嬉しいメリットとなっています。共済保険の保障内容は、基本的に医療保障と死亡保障のセットになっており、非常に分かりやすい構成になっています。

民間の保険は、顧客の多様なニーズに応えるために多くのタイプを用意しているがゆえに、分かりづらいと感じる方も少なくありません。そのような方にとって、内容がシンプルで分かりやすい共済保険は魅力的です。

持病や通院・入院歴があっても加入しやすいので心配が軽減されます！

保険に加入するときには、審査として自らの健康状態を申告する必要があります。高齢者の場合、持病があったり過去に入院歴があるケースが多くなります。共済保険は、比較的健康告知の基準を緩やかに設定されています。医師の診査を受けたり、自身の病歴について詳細を書いたりする必要はありません。そのため、持病や入院歴のある高齢者にとっても入りやすい保険になっています。この点も高齢者にとっては大きなメリットです。

共済保険は高齢者向けといえる優れた保険なのでぜひ検討してみましょう！

いかがだったでしょうか。特に高齢者向けにフォーカスして共済保険の特徴やメリットをご案内してきました。共済保険は高齢者にとってメリットになる点が多くあり、もしもの備えとしてとても優れていると言えます。ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか？