全国共済お役立ちコラム

20代におすすめの安い保険は?

2021-1-8

これまでのコラムで、働き盛りで健康な20代でも保険に加入しておくと良いことがわかりましたね。
しかし十分な収入がまだない20代にとっては、保険料が家計の負担にならないようによく検討して加入しなければなりません。
保険料って高いのでは?と不安になってしまう方もいると思います。
そこでおすすめしたいのが共済です。
今回のコラムでは共済とはどういうものか、20代におすすめの安くて手軽に加入できる共済についてご紹介します。

共済とは

共済とは、組合員が入院や死亡をはじめとする様々なリスクに備えてお金を出し合い、万が一の時に共済金を支払うことで助け合う「相互扶助」を基本とする保障の仕組みです。共済は同じ地域や職業の人々によって構成されます。

◎共済の種類
生命共済:病気やけがによる入院・死亡に加えて介護など人に関わる保障を行う共済。

傷害共済:事故によるけがや死亡などの保障を行う共済。

火災共済:住宅が火災・地震・台風などの災害によって損害を受けた場合、家に関わる保障を行う共済。賃貸でも持ち家でも加入できる。

自動車共済:自動車やバイク事故による損害賠償、自分や相手・同乗者の傷害の保障、車両の損害など車に関わる保障を行う共済。

各共済によって種類が異なる場合があります。

20代におすすめの安い共済

20代におすすめなのが全国共済の生命共済の総合保障型です。手頃な掛け金で、日帰りの入院から死亡した際の保障まで幅広くカバーすることができます。総合保障型は満18歳~64歳の健康な方が加入でき、保障期間は18歳~65歳となっています。65歳以上になると熟年型に自動継続され、年齢によって保障内容は変わりますが85歳まで保障が続きます。

◎特長
一律の掛け金で一律の保障が受けられます。年齢が上がっても掛け金は変わらないまま、65歳まで保障が続きます。

日帰り入院から保障されます。入院1日目から、病気の場合は124日分、事故の場合は184日分までしっかりカバーされます。

手頃な掛け金で入院も死亡も保障されます。入院・通院・死亡・事故による後遺障害まで保障しています。

特約の追加が可能です。総合保障型に加えて、手術やがん・三大疾病、長期入院、先進医療などの特約をプラスすることで、さらに手厚い保障を受けることができます。
⑤割戻金が戻ってくることがあります。全国共済は営利目的ではないため、決算後剰余金が発生した場合は割戻金として戻ってきます。2019年度の割戻率は振込掛金の33.34%でした。

共済のプラン

今回は全国共済の中でも生命共済の1番安い総合保障1型と、1番人気の総合保障2型についてご紹介します。

◎総合保障1型 1番掛金が安いプラン
月掛金→1,000円
保障期間:18歳~65歳
入院:病気→1~124日目まで1日当たり2,250円、事故→1~184日目まで2,500円
通院:事故→14日以上90日まで1日当たり750円
後遺障害:交通事故→1級330万円~13級13.2万円、その他の事故→1級200万円~13級8万円
死亡・重度障害:病気→200万円、交通事故→500万円、その他の事故→400万円

◎総合保障2型 1番人気のプラン
月掛金→2,000円
保障期間:18歳~65歳
入院:病気→1~124日目まで1日当たり4,500円、事故→1~184日目まで5,000円
通院:事故→14日以上90日まで1日当たり1,500円
後遺障害(18歳~60歳):交通事故→1級660万円~13級26.4万円、その他の事故→1級400万円~13級16万円
後遺障害(60歳~65歳):交通事故→1級500万円~13級20万円、その他の事故→1級300万円~13級12万円
死亡・重度障害(18歳~60歳):病気→400万円、交通事故→1,000万円、その他の事故→800万円
死亡・重度障害(60歳~65歳):病気→230万円、交通事故→700万円、その他の事故→530万円

◎特約
様々なリスクに備えて、基本のプランに特約を追加することができます。全国共済では4つの特約があります。特約のみでは加入できないため、基本のプランに加入する必要があります

医療特約:1番人気の特約です。月々1,000円プラスで入院一時金に加えて、手術や先進医療に備えられます。

新がん特約:月々1,000円、2,000円の2種類あります。日本人の死因第一位のがんに備えることができます。

新三大疾病特約:月々1,200円と2,400円の2種類あります。がん・脳卒中・心筋梗塞の三大疾病に備えて、長期入院や高額医療費をカバーします。新がん特約と新三大疾病特約は重複して加入ができません。

長期医療特約:月々500円、1,000円の2種類あります。手術や長期入院、重度障害に加えて介護する人の負担もサポートすることができます。

まとめ

20代の平均保険料支払い額は1万円前後ですが、工夫次第で保険料を抑えられることが分かりましたね。共済と民間の医療保険のどちらを選ぶか、もしくは併用するか、手頃さと保障内容のどちらを重視するかによって使い分けると良いと思います