全国共済お役立ちコラム

40代の年収と保険の関係とは?また見直しも検討してみましょう

2019-12-3

40代というのは仕事も脂が乗ってくる時期で、
また家庭の状況にも変化が起こりやすい時期になります。
今回は年収からみた保険と40代になったら検討したい保険の見直しについてご案内していきます。

年収は保険料の支払額に大きな影響を与える!生命保険で見てみましょう

保険に加入すべきかどうか、どんな形で加入するかを検討する上で年収は大きな影響があります

保険料の支払額の平均や分布状況を、世帯年収別で考えてみましょう。 ある調査によれば、世帯年収が高くなるに比例して、保険料の支払額も高額になっていきます

とはいえ、世帯年収に占める保険料の比率は、むしろ世帯年収が低い家庭の方が高くなる傾向にあります。

例えば世帯年収200万円で、その平均となる年間25.6万円を支払っていたとすると、その比率は12.8%と、年収の12%以上となります。

一方で、世帯年収1,000万円が、その平均となる年間56.8万円を支払っていたとすると、支払額は大きくても年収に占める比率は6%以下となります。

世帯年収に占める生命保険の保険料の比率はどの程度が平均なのでしょうか。近年は年を追うごとに年収に占める比率が減少しつつありますが、最新の調査結果を見てみると、世帯年収の7.4%が平均値となります。

世帯年収によって差があるのは確かですが、ひとつの参考値にしてみるのも良いでしょう。

40代は保険見直しの時期である!医療保険について考えてみましょう

40代というのは仕事の向き合い方もプライベートの環境も変わりやすい時期です。もし若い頃に保険に加入して、それ以来一度も見直したことがないとい40代の人は、ぜひ医療保険を見直してみることをおすすめします。

なぜなら、一般的に医療保険は、医療技術の進歩に伴って内容が変わってくるものだからです。では、医療保険の見直しのタイミングや選ぶときの注意点をご紹介していきます。

医療保険にはどんな種類があるの?見直しのポイントはどこ?

先に説明した通り医療技術は数年単位で進歩しているため保険も、おりをみて見直すことが大事です。

以前は先進医療とされていた治療法が先進医療ではなくなったり、新たに先進医療として認められたりする治療法もあります。

医療技術の進歩と共に、医療保険の内容も大きく変わってきています。ですが、一度加入した医療保険の保障内容は、基本的に何年経っても変わりません

保険は一度契約するとなかなか見直す機会がありません。ですが、40代になる頃には結婚や出産を経験してライフプランの変化があったり、仕事や年収の面では少し落ち着いてきたりしているタイミングかと思いますので、保険の見直し時期といえるのです。

保険の見直しならびに選び方はどこに気をつけることが良いのでしょうか

最近では医療技術の進歩や制度の変更により、入院日数が短縮化されています。ですが、以前に比べて通院の日数は増加しています。また、給付対象となる手術の項目もだんだんと増えています。

このような背景もあり、かなり前に医療保険に入りそのままにしているという人は一度、医療保険の見直しをした方が良いでしょう。

では、見直す際のポイントについて紹介していきましょう。

まず、入院何日目から保障が受けられるか、というのは大事なポイントです。これまでの医療保険は、「5日以上入院したら1日目から保障」といったように長期入院に対応したものが多いのですが、最近の医療保険は、「1泊2日から保障」や「日帰り入院から保障」などの短期入院に対応しているものもあります。

次に、1回の入院で何日まで保障されるかということにも着目しておきましょう。以前の医療保険では、「1入院120日まで保障」といった120日型の呼ばれるものが主流でしたが、最近は、60日型の短期入院を重視したプランが多くなってきました。

また、入院が長期化しやすい生活習慣病に関しては、120日まで保障する特約の付加などもできるタイプもあります

先進医療の保障があるかというのも選ぶ際の分かれ目です。最近は、ほとんどの医療保険が先進医療の保障を特約で付加可能となっています。保障内容・保障限度額に差はありますが、月々数百円で数千万円の治療が保障されるものもあります。

40代になったら一度保険の見直しをしてみましょう!

今回は40代の年収を元にした保険金額の参考例ならびに保険の見直しについてご案内してきました。40代というのは仕事や年収は少し落ち着く時期かもしれません。一方でプライベートにおいては特に家庭のある人は変化の生じやすい時期でもあるでしょう。自分の環境を客観的に捉えて保険の見直し及び保険選びをしてみましょう!