40代ファミリーにおすすめの保険選びとは?

現代では晩婚や高齢出産が増え、40代でもまだ子どもが小さいという方も少なくないと思います。
40代にさしかかると、がんなど自身の病気のリスクは高まる一方、子どもの教育資金など出費がかさんだり、老後の資産形成を考えたりと、経済面で心配になりますよね。
特に晩婚や高齢出産の場合は教育費用をどのように用意すればいいのでしょうか。
そこで今回は40代子どもがいるファミリーに注目して、おすすめの保険選びをご紹介します。1つでも疑問を解消していきましょう!
40代子どもがいるファミリーの保険選び
40代のファミリーでは子どもが成長するにつれて教育費が高額になっていきます。では、どのように保険を選べばよいのでしょうか。40代子どもがいるファミリーの保険選びを、男女別にリスクと共にご紹介します。
◎女性のリスクと保険
年齢とともにがんの罹患率の増加に加え、女性の場合は女性特有の病気のリスクが高まります。特に乳がんの罹患率は40代後半で最初のピークを迎えます。これから新たな保険に加入する方は女性特有の病気の特約を付けることをおすすめします。医療保険やがん保険に既に入っている方は女性特約を追加する、手厚い保障のプランに変更するなど、女性特有の病気のリスクについて万全に備えておきましょう。一般的な病気で入院した場合は入院給付金が1日5,000円のところ、女性特有の病気で入院すると入院給付金が1日1万円になったり、乳がんの手術をした後に乳房再建術を受ける際に、乳房再建術を支援する給付金が受け取れたり、様々な保障があります。共働きの人は医療保険とがん保険に加えて、就業不能保険や死亡保険の加入も視野に入れておきましょう。
◎男性のリスクと保険
男性は40代ではがんのリスクはまだ高くありません。しかし、年齢とともにがんの罹患率は上がっていきます。今のうちに保険を見直しておくことをおすすめします。がん保険の保障には、がんと診断されたときに数十万円~100万円程のまとまった金額を受け取れるがん診断給付金やがん治療に応じたがん治療給付金、がん通院給付金やがん入院給付金などがあります。例えば共働きではなく大黒柱の父親が、がんになった場合に家計を圧迫する可能性があるため、保障を手厚くしておくと安心できます。死亡保険は子供の成長と共に死亡保障額を下げ、その分がんなどの生活習慣病に備えましょう。病気で働けなくなったり、収入が減ったりすると困る場合は就業不能保険の加入も視野に入れるといいでしょう。
40代子どもの教育資金をどうやって用意する?!
最近では晩婚や高齢出産が増え、40代50代で教育費用の出費のピークが来る方が多くなっています。病気のリスクも高まる世代のため、保障と貯蓄を兼ね備えた学資保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか?40歳からは健康診断での検査項目も増え、会社の検診で引っ掛かってしまうと保険に加入できない場合や、加入できる保険の選択肢が減ってしまうので、早めに検討をおすすめします。
そもそも学資保険とは?
◎子どもの教育資金を用意するための貯蓄型の保険です。毎月決まった保険料を支払い、積み立てのような形で教育資金を準備できます。教育資金が必要になったタイミングで、祝い金や満期保険金を受け取ることが可能です。
◎契約者である両親が万が一死亡・身体障害の状態になった時はそれ以降の保険料払込は免除されます。保障は継続するので、祝い金や満期保険金は受け取ることができます。親にもしものことがあっても子どもが困らないような仕組みになっているのです。
◎学資保険は加入時に保険料の払込期間や祝い金を受け取るタイミングが選べます。子どもの成長に合わせて祝い金の受け取る回数や金額を決められます。もし余裕があれば、大学入学時に一括で受け取るよりも、大学入ってからも毎年受け取る分割プランだと運用期間が長くなるため返戻金額が多くなります。また、払込を10歳までに終わらせて満期まで据え置くプランだと返戻率が良くなります。
◎学資保険は生命保険の一種なので、生命保険料控除の対象になります。支払った保険料に応じて所得から一定金額が差し引かれ、所得税や住民税が減税されます。また、学資保険で受け取ったお金は一時所得として所得税の対象となりますが、受け取った保険金と支払った保険料の差額が50万円までは非課税になるので、税金面でも考慮して学資保険の加入を検討すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は40代のファミリー向けのおすすめ保険をご紹介しました。学資保険のポイントも理解することができたと思います。次回は老後を見据えた40代の保険の見直しについてご紹介します。